スペクトラムの編集のためのリージョンの定義
スペクトラムの編集機能はすべて、選択したリージョンに (マスターセクション処理を使用する場合は選択範囲から) 適用されます。スペクトログラムまたはウェーブレットディスプレイで設定されたリージョンには、時間範囲と周波数帯域が含まれます。
手順
- オーディオエディターで、スペクトラムの編集を行ないたい時間範囲にズームインしておきます。
- 「スペクトラム (Spectrum)」タブを選択します。
- 「選択範囲 (Selection)」セクションで、いずれかのスペクトラム範囲ツールを選択します。
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スペクトログラム内またはウェーブレットディスプレイ内で、編集したいリージョンを囲むようにドラッグします。
ステレオファイルにリージョンを定義するときは、対応するリージョンが別のチャンネルに自動的に作成されます。
左右どちらかのチャンネルのみにリージョンを定義する場合は、スペクトラム範囲ツールで、[Shift] を押しながらクリックしてドラッグします。
選択範囲はオーバービューディスプレイにも表示されます。これにより、選択範囲の時間軸と周波数軸の両方を確認できます。波形ディスプレイの選択範囲の端を調節することで、周波数範囲に対して時間範囲のサイズを変更することもできます。
- (オプション) 定義したリージョンを移動するには、リージョンをクリックしてドラッグします。
- (オプション) 定義したリージョンのサイズを変更するには、ポインターをリージョンの境界に移動し、クリックしてドラッグします。
手順終了後の項目
「スペクトラム (Spectrum)」タブで、選択したリージョンを処理します。