スペクトラム処理

スペクトラム処理は、最大 60 秒の短いリージョンをオフライン処理するために使用できます。この種の処理は、オーディオ素材内の不要なサウンドノイズを高い精度で削減、削除、または置換するために使用できます。

補足

60 秒を超えるリージョンにスペクトラム処理を適用するには、長方形選択ツールを使用し、「スペクトラム (Spectrum)」タブの「処理アルゴリズム (Processing Algorithm)」メニューで「マスターセクション (Master Section)」を選択します。

たとえば、不要なノイズ (携帯電話の呼び出し音など) を含むライブ録音の一部を、クリーンな信号を含むスペクトラムの類似したリージョンのコピーで置換できます。

補足

一般的には、スペクトラムのコピーと貼り付けを組み合わせた場合、ソースリージョンとコピー先リージョンが適切に選択されているときに最高の結果が得られます。

まず、時間/周波数リージョンを定義する必要があります。リージョンを設定することで、スペクトラム処理機能を使用できます。フィルタリング操作により、選択したリージョンをさまざまな方法でフィルタリングできます。コピー操作により、スペクトラムリージョンをコピーして別のリージョンに適用できます。