コピー操作によってスペクトラムを編集する場合のルールとヒント

オーディオを修正する目的で、スペクトログラムまたはウェーブレットディスプレイでコピー操作を行なう場合は、「Source at Cursor」機能を使用すると便利です。まず、ソースリージョンとコピー先リージョンを定義してから、ソースリージョンからコピー先リージョンにオーディオをコピーします。

  • 削除したいサウンドの直前または直後にソースリージョンを設定すると、正確な処理を行なえる場合があります。そのようなソースリージョンには、ノイズがあるコピー先リージョンと似た周波数スペクトラムが含まれている可能性が高いためです。

  • 低周波数帯域から低~中周波数帯域では、サウンドを中断させずに不要なノイズをマスキングしたり削除したりすることは困難です。ノイズを削除する際にオーディオのフローを中断しないような、限定的な周波数帯域を見つけることが重要です。