ウェーブテーブルのインポート
HALion では、.wav ファイルとして保存されたウェーブテーブルをインポートできます。1 つの波形または複数の単一サイクル波形で構成された .wav ファイルをインポートできます。
.wav ファイルのヘッダーにウェーブテーブルの単一サイクル波形のサイズに関する情報が含まれている場合、.wav ファイルをロードするとウェーブテーブルが自動的にインポートされます。ウェーブテーブルの波形と対応するウェーブテーブルエンベロープは、2 秒の長さに合わせて設定されます。
ヘッダーにこの情報が含まれていない場合は手動で指定できます。
手順
- .wav ファイルをロードします。
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ツールバーで、「Window Size Mode」を「Fixed Common」に設定します。
これにより、すべてのチャンネルに同じウィンドウサイズが使用されます。
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波形ディスプレイにウィンドウサイズを入力します。
通常は、単一サイクル波形のサイズに関する情報が記載されている readme ファイルまたは技術仕様書が、ウェーブテーブルに付属されています。
「Window Size Format」メニューでは、サイズをサンプル数、ミリ秒、Hz (ヘルツ) のいずれで設定するかを選択できます。
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ツールバーで、「Include Window in Range」をオンにします。
これにより、マーカーは、サンプルの全範囲が常に分析ウィンドウに表示されるように設定されます。
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以下のいずれかを行ないます。
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ツールバーで、「Wavetable Creation Mode」を「Overlap-Add」に、「Overlap」を「None」に設定します。
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ツールバーで、「Wavetable Creation Mode」を「Equal Distance」に設定し、「Number of Waves」に正しい値を入力します。
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