新機能
以下のリストは HALion の最も重要な改善点をお知らせするもので、対応する説明へのリンクがあります。
追加された新機能: バージョン 7.0.0
ハイライト
MediaBay のデザインが変更され、より簡単かつ迅速に検索できるようになりました。検索設定に基づいて MediaBay が提案するフィルタータグを選択できるほか、属性メニューを設定して検索結果を絞り込んだり、検索設定をプリセットとして保存しておいて、似たコンテンツを探すときに使用したりできます。また、「Synchronize Filter Settings with Selected Slot」ボタンを使用すると、選択したスロットに対して前回使用した検索設定を使用するよう MediaBay に指示できるため、たとえば、プログラムを似たプラグラムと簡単に置き換えることができます。 を参照してください MediaBay.
新しいスペクトラルゾーンでは、スペクトラルの再合成を音源として使用できます。 を参照してください ゾーンタイプ.
スペクトラルゾーンとスペクトラルオシレーターによって、サンプルを再合成できるようになりました。これにより、クリエイティブなサウンド編集を幅広く行なえます。 を参照してください 「Spectral Oscillator」セクション.
新しい FM ゾーンでは、周波数変調を音源として使用できます。 を参照してください ゾーンタイプ.
ゾーンエディターの「FM Oscillator」セクションでは、新規 FM ゾーンを設定できます。 を参照してください 「FM Oscillator」セクション.
「Envelope」セクションのデザインが変更され、いくつかの新しい編集機能を利用できるようになりました。「Shaper」エンベロープモードが新たに追加されました。また、「Pitch」エンベロープと「User」エンベロープに「Bipolar」ボタンが追加され、エンベロープを単極から双極に、またはその逆に切り替えられるようになりました。 を参照してください 「Envelope」セクション.
「Edit」ツールにより、複数選択したエンベロープノードの編集が、以前のバージョンよりもはるかに扱いやすくなりました。 を参照してください ノード編集.
モジュレーションの概念全体が改良されています。たとえば、ゾーンエディターでは変調できるパラメーターに小さな三角形が表示されるようになり、見つけやすくなりました。 を参照してください モジュレーション.
モジュレーションマトリクスだけでなく、ゾーンエディターにある専用のモジュレーション欄でもモジュレーションソースとデスティネーションの割り当てと編集を行なえるようになりました。 を参照してください ゾーンエディターのモジュレーション欄.
ゾーンエディターでは、ドラッグアンドドロップでモジュレーションを作成できます。 を参照してください ドラッグアンドドロップでモジュレーションを作成する.
モジュレーション欄の中からモジュレーションソースやデスティネーションの編集セクションに直接ジャンプできるようになりました。 を参照してください モジュレーションのパラメーター.
マルチチャンネルウェーブテーブルを使用できるようになりました。 を参照してください ウェーブテーブルシンセシス.
テンプレートツリーでは、スクリプトが添付されたテンプレートは別の色で表示されます。さらに、「Properties」セクションでスクリプトパラメーターを編集したり、接続されたスクリプトを開いて編集したり、テンプレート用の新しいスクリプトを作成したりできます。 を参照してください テンプレートツリー.
「Macro」ページで SVG グラフィックスを使用できるようになりました。これにより、要素の拡大/縮小をスムーズに行なえます。 を参照してください リソースツリーの要素.
Macro Page Designer ではデコールを使用できます。これは定義可能な長方形で、サイズは固定または拡大/縮小が可能であり、ビットマップリソースを使用することなくシンプルなグラフィックによる状態の切り替えを作成できます。 を参照してください リソースツリーの要素.
Macro Page Designer でカラーリソースを作成し、「Font」リソースや「Decor」リソースで使用できます。 を参照してください リソースツリーの要素.
リソースツリーから SVG グラフィックスをシステム上のフォルダーにエクスポートして、他の「Macro」ページで使用できるようになりました。 を参照してください リソースツリーのコンテキストメニュー.
その他の新機能
プログラム、レイヤー、マルチプログラムをロードする際に、MediaBay および「File System」ページを切り替えて表示できるようになりました。 を参照してください 「Load」ダイアログ.
ウェーブテーブルオシレーターに以下の新機能が追加されました。「Acceleration」と「Target Speed」を使用すると、「Speed」パラメーターをさらに編集できます。「Hold」は、最後のスペクトラムを維持できます。ディスプレイにはチャンネルセレクターが追加されました。また、「Filter」セクションも追加されています。 を参照してください 「Oscillator」タブ.
HALion 7 には、2 種類のポリフォニック LFO に加えて、シンセゾーン、サンプルゾーン、グレインゾーン、FM ゾーン、スペクトラルゾーン、およびウェーブテーブルゾーン用の X-LFO が用意されています。これは 2 次元の XY パラメーターを変調するのに使用できます。 を参照してください X-LFO.
「Decompose」機能を使用すると、サンプルを「Noise」成分と「Tonal」成分に分解したり、それらの成分を別々に編集したりできます。 を参照してください 「Decompose」ページ.
ウェーブテーブルエディターの「Sample」タブのデザインが変更され、いくつかの新機能が追加されました。波形ディスプレイにスペクトロメーターを表示できるようになり、「Spectral」モードと「Spectral Voiced」モードに「Wavetable Creation Sensitivity」パラメーターが追加され、上部にゾーン情報バーが追加されました。さらに、「Fixed Mode」オプションが新しい「Window Size」オプションに変わり、ウェーブテーブルマーカーのウィンドウサイズを手動で指定できるようになりました。チャンネルごとに個別に指定することも、すべてのチャンネルに対して指定することもできます。「Include Window in Range」オプションを使用すると、ウェーブテーブルをインポートする際に、サンプルの全範囲がウィンドウに表示されるよう HALion に指示できます。 を参照してください 「Sample」タブ.
ウェーブテーブルエディターに「Spectrum Analyzer」タブが追加され、オシレーター出力の周波数スペクトルを表示できるようになりました。さらに、「3D Map」タブ、「2D Wave」タブ、「Spectrum Analyzer」タブでチャンネルセレクターを使用できるようになりました。 を参照してください 「3D Map」、「2D Wave」、「Analyzer」タブ.
ウェーブテーブルエディターの「Spectrum」タブにいくつかの新規パラメーターが追加されました。リニアレベルと dB レベルの間で表示を切り替えられるようになり、周波数表示を線形にするか対数にするかを指定できます。スペクトラムエンベロープの表示/非表示を切り替えたり、フォルマント分解能を設定したりできます。また、異なる波形間で位相スペクトラムをコピーアンドペーストしたり、位相スペクトラムをランダム化したりすることもできます。 を参照してください 「Spectrum」タブ.
ウェーブテーブルエディターに「Filter」タブが追加され、個々の波形またはウェーブテーブル全体にフィルターを適用できるようになりました。 を参照してください 「Filter」タブ.
ウェーブテーブルの概要セクションに「Pitch Envelope Playback」パラメーターと「Channel Configuration」パラメーターが追加されました。 を参照してください ウェーブテーブルの概要.
REVerence エフェクトでは、独自のインパルス応答ファイルを読み込んで使用できるようになりました。 を参照してください REVerence.
「Delay」カテゴリーに新たに Bass Tape Ducking Delay エフェクトが追加されました。 を参照してください Bass Tape Ducking Delay.
新しい Studio EQ 24 エフェクトが「EQ」カテゴリーに追加されました。 を参照してください Studio EQ 24.
「Filter」カテゴリーに新たに Bass Envelope Filter エフェクトが追加されました。 を参照してください Bass Envelope Filter.
「Distortion」カテゴリーに新たに Bass DI Driver エフェクトが追加されました。 を参照してください Bass DI Driver.
「Distortion」カテゴリーに新たに Bass Overdrive エフェクトが追加されました。 を参照してください Bass Overdrive.
「Distortion」カテゴリーに新たに Clipper エフェクトが追加されました。 を参照してください Clipper.
「Distortion」カテゴリーに新たに VST Bass Amp エフェクトが追加されました。 を参照してください VST Bass Amp.
「Pitch Shift」カテゴリーに新たに Bass Octaver エフェクトが追加されました。 を参照してください Bass Octaver.
「Modulation」カテゴリーに新たに Bass Chorus エフェクトが追加されました。 を参照してください Bass Chorus.
「Modulation」カテゴリーに新たに Bass Phaser エフェクトが追加されました。 を参照してください Bass Phaser.
「Dynamics」カテゴリーの Compressor エフェクトに、新たに「High Ratio」パラメーターが追加されました。 を参照してください Compressor.
「Tools」カテゴリーに新たに Oscilloscope エフェクトが追加されました。 を参照してください Oscilloscope.
その他
新しい「Previous Preset」/「Next Preset」ボタンを使用して、利用できるプリセットを切り替えられるようになりました。 を参照してください セクションおよびモジュールのプリセットの使用.
オプションエディターウィンドウ上部のナビゲーションバーで、さまざまなセクションの表示/非表示を切り替えたり、ロック/ロック解除したりできるようになりました。さらに、エディターのレイアウトやスペーシングも最適化されています。 を参照してください オプションエディター.
オプションエディターの「Performance」セクションにストリーミング設定が追加されました。また、「Host Automation Resolution」パラメーターも追加されています。 を参照してください 「Performance」セクション.
「Edit」セクションに、「Apply Modulation Destination Depth in Live Displays」、「Home Screen」、「Pop-up Value Meter」、「Maximum Number of Results in MediaBay/Browser」、「External Bitmap Editor」、「External SVG Editor」のパラメーターが追加されました。 を参照してください 「Edit」セクション.
空のスロットが非表示のとき、スロットラックの一番下のスロットの下にあるプラス記号をクリックすることで、「Load Program」ダイアログを開けるようになりました。 を参照してください プログラムをスロットにロード.
スロットラックのコンテキストメニューから、利用できる Init プログラムのうち 1 つをロードできるようになりました。 を参照してください スロットのコンテキストメニュー.
プログラムに独自のユーザーアイコンを割り当て、スロットラックとウィンドウ上部のプログラムスロットセクションに表示できます。 を参照してください プログラムにユーザーアイコンを追加.
選択したプログラムの属性を、専用のエディターで編集できるようになりました。 を参照してください タグ付けエディター.
プログラムとレイヤーのサウンドエディターで、さまざまなセクションの表示/非表示を切り替えられるようになりました。 を参照してください セクションの管理.
「Fingered」パラメーターに「Any」のオプションが追加されました。レガートで演奏される新しいノートのピッチ間もグライドを適用することができます。 を参照してください 「Voice Control」セクション.
ノートオンイベントのかわりに、ノートオフイベントでサンプルをトリガーできるようになりました。 を参照してください 「Voice Control」セクション.
「Sample Oscillator」セクションに、「Mode」と「Sample」という 2 つのページが追加されました。オーディオワープ機能は「Mode」ページに移動しました。サンプルに関するすべてのパラメーターは「Sample」ページにあります。 を参照してください 「Sample Osc」セクション.
波形ディスプレイで各マーカーラインをドラッグすることで、「Loop Start」、「Loop End」、「Start Range」、「Release Start」のマーカーを調節できるようになりました。 を参照してください 「Sample Osc」セクション.
波形ディスプレイで各マーカーラインをドラッグすることで、「Loop Start」、「Loop End」、「Start Range」、「Release Start」のマーカーを調節できるようになりました。 を参照してください 「Sample」タブ.
サンプルエディターのツールバーに、選択したタブのツールだけが表示されるようになりました。 を参照してください ツールバー.
波形の後ろにスペクトログラムを表示できるようになりました。 を参照してください 波形ディスプレイ.
サンプル範囲を変更するのに、「Sample Start」マーカーと「Sample End」マーカーを同時に移動できるようになりました。 を参照してください サンプル範囲の設定.
ループ範囲を変更するのに、「Loop Start」マーカーと「Loop End」マーカーを同時に移動できるようになりました。 を参照してください ループの設定.
MIDI CC エディターでは、MIDI コントローラー割り当ての MIDI コントローラーを変更できます。 を参照してください MIDI CC エディター.
プログラムツリーのツールバーには、リストを検索するためのテキストフィルターがあります。 を参照してください プログラムツリーのツールバー.
プログラムツリーには、サンプルゾーンとグラニュラーゾーンの試聴セクションがあります。 を参照してください プログラムツリーのツールバー.
コンテキストメニューの「Open Editor in New Window」コマンドを使用して、選択したプログラムツリーの要素のエディターを開けるようになりました。この機能は、「Key Commands」ダイアログの「Edit」カテゴリーでも利用できます。 を参照してください プログラムツリーのコンテキストメニュー.
「Import Samples」ダイアログの「Mapping Options」セクションに、新しい「Pattern」として「Velocity $」が追加されました。これにより、ファイル名に高いベロシティーが含まれるサンプルのみをインポートできます。 を参照してください 「Import Samples」ダイアログ.
パラメーターリストにフィルターバーが追加され、特定の文字列を含むパラメーターを検索できるようになりました。 を参照してください ツールバー.
「Options」セクションに「Clear Sub Preset Names」が追加されました。これにより、VST 3 プリセットコンテナを作成する前に、すべてのサブプリセットセレクターからすべてのサブプリセット名を削除できます。 を参照してください Options.
DAW 上でパッドをドラッグすることで、トリガーパッドに割り当てられたコードから MIDI パートを作成できます。 を参照してください トリガーパッドから MIDI パートを作成.
Browser のデザインが変更され、より簡単かつ迅速にファイルを検索できるようになりました。結果リストのツールバーに「Filter by Sound Component」ポップアップメニューが追加されました。 を参照してください ツールバー.