割り当てられていないセクション

このセクションは、「Samples」「VST Sound」という 2 つのタブに分かれています。

プリセットファイルを VST サウンドコンテナにドロップすると、必要なサンプルがすべて「Samples」のリストに表示されます。次に、サンプルを格納する VST サウンドコンテナを選択します。1 番シンプルな形では、ライブラリーに VST サウンドコンテナは 1 つしかありません。この場合、すべてのサンプルを「Content」セクションのコンテナにドラッグします。「Private Audio Folder」というフォルダーが追加され、その中にサンプルが配置されます。

より高度な設定では、「Private Audio Folder」に複数のサブフォルダーを追加して、サンプルをそれぞれのフォルダーに (たとえば、金管楽器のサンプルは「brass」フォルダーに、弦楽器のサンプルは「string」フォルダーに) 分配します。こうすることで、コンテナの内容がよりわかりやすくなります。一部のサンプルのみ選択するには、「Unassigned Filter」セクションで選択したプリセットに対して、選択できるサンプルを制限します。

このフィルターは、複数の VST サウンドコンテナにサンプルを割り当てる場合に、いっそう効果が期待できます。たとえば FAT32 ハードディスクや USB メモリーに保存できるよう、VST サウンドコンテナを 4GB 以下のサイズに保ちたい場合、この機能が必要になります。この場合、サンプルの一部を VST サウンドコンテナに、残りはもう 1 つのコンテナにドラッグします。これにより、それぞれの VST サウンドコンテナに「Private Audio Folder」が作成され、サンプルが追加されます。

VST サウンドコンテナにサンプルが追加されると、プリセット内のサンプルへの参照パスが新たな VST サウンドコンテナの場所に再マッピングされます。

補足

MediaBay でサンプルを選択可能にすることもできます。それには、サンプルを「Public Audio Folder」に追加する必要があります。