エンドポイントへのインストゥルメント/声部の割り当て

インストゥルメントは、任意のエンドポイントに割り当てることができます。たとえば、複数のポートがあるプラグインをロードし、既存のインストゥルメントのエンドポイントを新しいポートの 1 つに変更できます。声部の個別再生が有効になっているインストゥルメントの場合は、各声部を異なるエンドポイントに割り当てることができます。

前提

  • 同じインストゥルメントに属する各声部を異なるエンドポイントに割り当てたい場合は、声部の個別再生を有効にしておきます。

  • インストゥルメントを特定のプラグインのエンドポイントに割り当てたい場合は、そのプラグインをロードしておきます。これは、適切な再生テンプレートを適用するか、VST/MIDI インストゥルメントを手動でロードすることで行なえます。

手順

  1. 再生モードのトラック概要で、エンドポイントの割り当てを変更するインストゥルメント/声部トラックを選択します。
  2. 声部トラックを選択した場合は、トラックインスペクターの「ルーティング (Routing)」セクションで「編集を適用 (Edits apply to)」に以下のいずれかのオプションを選択します。

    • 選択した声部のエンドポイントの割り当てを現在のフローでのみ変更するには、「このフロー (This flow)」を選択します。

    • 選択した声部のエンドポイントの割り当てをすべてのフローで変更するには、「すべてのフロー (All flows)」を選択します。

  3. インストゥルメント/声部を別のプラグインのエンドポイントに割り当てるには、トラックインスペクターの「ルーティング (Routing)」セクションにあるオーディオプラグインメニューからそのプラグインを選択します。
  4. 以下の値フィールドのいずれかまたは両方を使用してエンドポイントを変更します。

    • 選択したプラグインの別のポートにインストゥルメント/声部を割り当てるには、任意のポートを「ポート (Port)」フィールドに入力します。

      補足

      16 チャンネルのポートが複数あるプラグインを使用する場合のみ必要です。

    • 選択したポートの別のチャンネルにインストゥルメント/声部を割り当てるには、任意のチャンネルを「Ch.」フィールドに入力します。