楽譜の再生

記譜した楽譜は、プロジェクトの最初または任意の位置から再生できます。どのモードでも、再生のキーボードショートカットを使用できます。

前提

  • プロジェクト内のインストゥルメントのサウンドを含む再生テンプレートをプロジェクトに適用しておきます。

  • 声部ごとに異なるサウンドを使用する場合は、そのインストゥルメントの声部の個別再生を有効にしておきます。

手順

  1. 以下のいずれかの操作を行なって、再生を開始します。
    • 選択した中で一番前にあるアイテムから再生するには、範囲を選択したあと、[P] を押すか、「トランスポート (Transport)」ウィンドウの「選択範囲から再生 (Play From Selection)」 をクリックするか、「再生 (Play)」 > 「選択範囲から再生 (Play From Selection)」を選択します。

      ヒント
      • すべてのインストゥルメントを再生するには、単一の音符を選択します。

      • 単一の譜表のみを再生するには、譜表上の複数のアイテムを選択します。

      • 複数の譜表を再生するには、それらの譜表上のアイテムを選択します。

      ミキサーでソロやミュートにされるチャンネルは影響を受けません。

    • 再生ヘッドの位置から再生を続行するには、[Space] 又は [Enter] を押すか、ミニトランスポートの「再生 (Play)」 をクリックするか、「トランスポート (Transport)」ウィンドウの「再生ヘッドの位置から再生 (Play From Playhead Position)」 をクリックするか、「再生 (Play)」 > 「再生ヘッドの位置から再生 (Play From Playhead Position)」を選択します。

    • 直前の再生と同じ位置から再生するには、[Shift]+[Space] を押すか、「再生 (Play)」 > 「最後に開始した位置から再生 (Play From Last Start Position)」を選択します。これは、直前の再生位置のアイテムの選択を解除した場合でも機能します。

    • フローの最初から再生を開始するには、[Shift]+[Alt/Opt]+[Space] を押すか、「再生 (Play)」 > 「開始位置 (Play From Start of Flow)」を選択します。

    • プロジェクトの最初から再生を開始するには、「再生 (Play)」 > 「プロジェクトの開始位置 (Play From Start of Project)」を選択します。

  2. 必要に応じて、再生中に再生ヘッドを前後に移動します。
  3. メトロノームクリックを有効または無効にするには、「トランスポート (Transport)」ウィンドウまたはミニトランスポートの「クリック (Click)」 をクリックします。
    ヒント

    「環境設定 (Preferences)」「キーボードショートカット (Key Commands)」ページで、「クリックを有効にする (Enable Click)」にキーボードショートカットを割り当てることができます。

  4. 以下のいずれかの操作を行なって、再生を停止します。
    • [Space] 又は [Enter] または [P] を押します。

    • テンキー [0] (テンキーの 0) を押します。

    • ミニトランスポートで、「停止 (Stop)」 を押します。

    • 「トランスポート (Transport)」ウィンドウで、「停止 (Stop)」 をクリックします。

    ヒント

    再生の停止時に音が変化する場合は、「環境設定 (Preferences)」「再生 (Play)」ページで「再生を停止するとき、コントローラーをリセットして「All Notes Off」を送信 (Reset controllers and send ‘all notes off’ when stopping playback)」をオフにできます。