カスタム再生テンプレートを作成する

出荷時のデフォルトの再生テンプレート、カスタムエンドポイント設定、およびサウンドを自動的にロードできない出荷時のデフォルト以外の再生テンプレートを組み合わせて、カスタム再生テンプレートを作成できます。

手順

  1. 再生モードで、「再生 (Play)」 > 「再生テンプレート (Playback Template)」を選択して「再生テンプレートを適用 (Apply Playback Template)」ダイアログを開きます。
  2. 以下のいずれかの操作を行なって「再生テンプレートを編集 (Edit Playback Template)」ダイアログを開いて新しい再生テンプレートを作成します。

    • 空の再生テンプレートを作成するには、アクションバーにある「再生テンプレートを追加 (Add Playback Template)」をクリックします。

    • 既存の再生テンプレートのコピーを作成するには、その再生テンプレートを選択して、アクションバーにある「再生テンプレートを複製 (Duplicate Playback Template)」をクリックします。

  3. 「再生テンプレートを編集 (Edit Playback Template)」ダイアログで、「情報をロック (Lock Info)」をクリックしてデータフィールドのロックを解除します。
    図 1. ロックされた状態
    図 2. ロックが解除された状態
  4. 関連するフィールドに再生テンプレートの情報を入力します。
  5. 「エントリー (Entries)」セクションで、使用するカスタムエンドポイント設定や出荷時のデフォルトの再生テンプレートを追加します。

    • カスタムエンドポイント設定または出荷時のデフォルト以外の再生テンプレートを追加するには、「手動を追加 (Add Manual)」をクリックして、メニューから使用するものを選択します。

    • 出荷時のデフォルトの再生テンプレートを追加するには、「自動を追加 (Add Automatic)」をクリックして、メニューから使用するものを選択します。

    ヒント

    すべてのインストゥルメントにサウンドが割り当てられるよう、リストの一番下に代替テンプレートとして出荷時のデフォルトの再生テンプレートを常に含めておくことをおすすめします。

  6. 必要に応じて、エントリーの順番および再生テンプレートにおける優先順位を変更するには、エントリーを選択して、アクションバーにある以下のいずれかのオプションをクリックします。

    • 選択したエントリーを上に移動するには、「上へ移動 (Move up)」をクリックします。

    • 選択したエントリーを下に移動するには、「下へ移動 (Move down)」をクリックします。

  7. 必要に応じて、すべてのエントリーが正しい順番に並ぶまで、手順 6 を繰り返します。
  8. 必要に応じて、インストゥルメントファミリーの上書きを指定するエントリーを選択します。
  9. 「ファミリーの上書き (Family Overrides)」セクションのアクションバーで、「インストゥルメントファミリーを追加 (Add Instrument Family)」をクリックして、メニューから使用するものを選択します。

    たとえば、弦楽器のサウンドも含まれるサウンドライブラリーから木管楽器のサウンドのみを使用するには、「木管楽器 (Woodwinds)」を選択します。

  10. 必要に応じて、個々のインストゥルメントの上書きを指定するエントリーを選択します。
  11. 「インストゥルメントの上書き (Instrument Overrides)」セクションのアクションバーで、「インストゥルメントを追加 (Add Instrument)」をクリックして、インストゥルメントピッカーで使用するものを選択します。

    たとえば、他の鍵盤楽器のサウンドも含まれるサウンドライブラリーからピアノサウンドのみを使用するには、「Piano」を選択します。

  12. 必要に応じて、インストゥルメントファミリーおよびインストゥルメントの上書きを指定する他のエントリーに対して手順 8 から 11 を繰り返します。
  13. 「OK」をクリックして変更内容を保存し、ダイアログを閉じます。

結果

新しいカスタム再生テンプレートが作成されます。このカスタム再生テンプレートは、現在のプロジェクトおよびコンピューター上で開いた、または作成した他のすべてのプロジェクトで使用できるようになります。