組段密度表示

組段密度表示は、「音符のスペーシング (Note Spacing)」が有効なとき、ページの右余白に表示されるハイライトがかかった領域です。組段密度表示は、色とパーセンテージで組段の密度を示します。

組段密度表示には、以下の色が使われます。

  • 緑: 組段の密度が適切。音符には判読に十分な水平方向のスペースがあり、離れ過ぎていません。幅全体に占める割合が 60 ~ 100% の組段は密度が適切であると見なされます。

  • 紫: 組段の密度が低い。音符の間隔が広くなりすぎている可能性があります。幅全体に占める割合が 60% 未満の組段は密度が低いと見なされます。

  • 赤: 組段の密度が高い。音符の間に十分な水平方向のスペースがなく、音符が詰まり過ぎている可能性があります。幅全体に占める割合が 100% 超の組段は密度が高いと見なされます。

組段の密度はパーセンテージでも表示されます。表示されるパーセンテージは、組段内で使用されているスペースの数を、組段内で使用できるスペースの総数で割って計算されます。スペースの総数は、最初の音部記号/拍子記号/調号の右側のスペースの開始位置から組段の終止線までの間で測定されます。

組段密度表示の色とパーセンテージは、どちらも組段の音符のスペーシングを調節するとリアルタイムで更新されます。

組段の密度が適切

組段の密度が低い

組段の密度が高い