OMF ファイルを読み込む

「すべてのメディアファイルを読み込み (Import all media)」オプションをオンにすると、イベントから参照されていないメディアを読み込むことができます。

「クリップゲインをオートメーション情報として読み込む (Import Clip Gain as Automation)」オプションをオンにすると、 各トラックの「ボリュームオートメーショントラック」のボリュームオートメーションとエンベロープ情報が読み込まれます。

「TCポジションでインポート (Import at Timecode Position)」オプションをオンにすると、OMFファイルに含まれるイベントはオリジナルのタイムコード位置に読み込まれます。

これは、読み込んだすべてのイベントを正確なタイムコード位置、たとえば、OMF ファイルに保存された位置など、に配置したときに便利です。この方法によって、Cubase が OMF ファイルと異なるフレームレートを使用している場合であっても、正確なタイム位置にイベントを配置できます。これは、映像を使用した作業で必要とされます。

「絶対位置に読み込み (Import at Absolute Time)」オプションをオンにすると、OMFファイルに含まれるイベントをファイルに保存されているタイムコード位置から開始するように挿入し、イベント間の相対的な距離を維持します。

これは、Cubase のタイムラインに読み込んだ後も、OMF ファイル内のイベントの相対的な配置を維持する必要がある場合に必要となります (Cubase が OMF ファイルと異なるフレームレートに設定されている場合も同様)。これは、通常オブジェクト間のタイミングが最優先となる音楽的な作業で必要とされます。

OMF ファイルにビデオイベントの情報が含まれている場合、ビデオイベントの開始位置に、マーカーを作成するか尋ねられます。

マーカーを参照位置として使用し、手動で正しい位置にビデオファイルを読み込めます。