キー、ドラム、インプレイスエディターでのエクスプレッションマップ

MIDI トラックまたはインストゥルメントトラックでエクスプレッションマップが使用されていると、そのアーティキュレーションがキーエディターのノートイベントの中に表示されます (垂直方向のズーム率が十分に高い場合)。水平方向のズーム率が十分に高い場合は、奏法属性の内容 (「内容 (Description)」欄に入力されたテキスト) も表示されます。

キー、ドラム、インプレイスエディターでは、コントローラーレーンを使用してアーティキュレーションを挿入したり、編集したりできます。その方法は、通常のコントローラーレーンの編集の場合とほとんど同じです。

  • 選択されたエクスプレッションマップで形成されたアーティキュレーションを表示させるには、レーンの左のポップアップメニューを開いて「アーティキュレーション/ダイナミクス (Articulations/Dynamics)」を選択してください。



  • コントローラーレーンで「アーティキュレーション/ダイナミクス (Articulations/Dynamics)」が選択されると、コントローラーディスプレイにおいてノートの開始ポイントが細い垂直線として示されます。

  • コントローラーレーンでは、選択されたエクスプレッションマップで指定されたすべてのアーティキュレーションが有効です。これらは、異なる列に重なって表示されます。その表示順は、エクスプレッションマップにおける順序と同じです。

    異なるグループ (1 から 4) もここに反映されています。これらはラインによって分けられています。同じグループに属するアーティキュレーションは同じカラーで表わされています。

  • 奏法指示は、コントローラーレーン内のバーとして表示されます。これらは奏法指示の挿入位置から、同じグループのアーティキュレーションの次の挿入位置まで (以降に奏法指示がない場合はパートの最後まで) 延びています。奏法属性はノートの開始位置に挿入されています。

    各ノートにアサインできる奏法属性は、グループごとに1つまでとなっています。