MixConvert V6 プラグインパネル

MixConvert V6 プラグインパネルでは、サラウンドチャンネルのレベルを設定したり、入出力チャンネルをソロまたはミュートにしたりできます。

  • 「Input」セクションと「Output」セクションの表示/非表示を切り替えるには、それぞれに対応するボタンを押します。

このプラグインパネルは、「Input」セクション、「Output」セクション、中央セクションの 3 つに分かれています。「Input」セクションと「Output」セクションは、初期設定では非表示になっています。

「Input」セクション

すべての入力チャンネルが表示され、チャンネルをソロまたはミュートにできます。

「Output」セクション

すべての出力チャンネルが表示され、チャンネルをソロまたはミュートにできます。

中央セクションには、メインのプラグインパラメーターと、複数のスピーカーチャンネルをまとめてソロにできるボタンが表示されます。

Input Channel Configuration

入力チャンネル構成を表示します。

Output Channel Configuration/Select Output Channel Configuration

出力チャンネル構成を表示します。

MixConvert V6 を Insert エフェクトとして使用している場合は、このポップアップメニューを使用して出力チャンネル構成を設定できます。

ソロチャンネルボタン

入力ディスプレイまたは出力ディスプレイのすべてのフロントチャンネル、LFE チャンネル、またはすべてのサラウンドチャンネルをソロにします。他のチャンネルはすべてミュートされます。

センターチャンネルのソロチャンネルを Listen (Listen to Solo Channels on Center Channel)

すべてのソロチャンネルをセンターチャンネルにルーティングします。センターチャンネルがない場合、ソロチャンネルから送られる信号は、左右のスピーカーに均等に振り分けられます。

フロントチャンネルのサラウンドチャンネルをListen (Listen to Surround Channels on Front Channels)

サイドチャンネルを含むすべてのサラウンドチャンネルをソロにし、それらをフロントスピーカーにルーティングまたはダウンミックスします。

Center Level

フロントセンターチャンネルのレベルを設定します。

LFE Fader Level

LFE チャンネルのレベルを設定します。

Surround Level

サラウンドチャンネルのレベルを設定します。サラウンドチャンネルのレベルを個々に調節することはできません。

Side Level

サイドチャンネルのレベルを設定します。サイドチャンネルのレベルを個々に調節することはできません。

Top Level

トップチャンネルのレベルを設定します。トップチャンネルのレベルを個々に調節することはできません。

Global Gain Level

すべての出力チャンネルのレベルを設定します。

Activate/Deactivate Low-Pass Filter

LFE チャンネルに適用されるローパスフィルターのオン/オフを切り替えます。

Activate/Deactivate Lt/Rt Matrix Encoding

5.1 信号をステレオにダウンミックスする際の Lt/Rt マトリクスエンコーディングのオン/オフを切り替えます。このオプションをオンにすると、サラウンドチャンネルは Dolby Pro Logic II の仕様に準じて L/R チャンネルにマトリクスエンコーディングされます。

「Apply 90 Degree Phase Shift to Surround Channels」を使用すると、フロントチャンネル信号を含めたエンコーディングの前に、追加の 90° 位相シフトを適用できます。

補足
  • 「Activate/Deactivate Lt/Rt Matrix Encoding」「Apply 90 Degree Phase Shift to Surround Channels」は、ステレオバスにルーティングされている 5.1 チャンネルにのみ使用できます。

  • Dolby Pro Logic II に完全に準拠するには、サラウンドチャンネルの 90° 位相シフトを含む Lt/Rt エンコーディングが必要です。

  • Lt/Rt エンコーディングを有効にすると、Dolby Pro Logic II の仕様に準じて「Surround」レベルが自動的に -1.2 dB に設定されます。ただし、この値は手動で変更することもできます。

  • 位相シフトを適用すると 512 サンプルのレイテンシーが発生します。

Reset Parameters

[Alt/Opt] を押しながらこのボタンをクリックすると、パンナーのすべてのパラメーターがデフォルト値にリセットされます。