バスのルーティング

Backbone には、柔軟な 2 バス出力ルーティングが用意されています。各バスは最大で 4 つのエフェクトをホスティングできます。

各レイヤーの「Amp」セクションは、レベル調節を行なったうえで、一方のバスに排他的に送信することも、両方のバスに送信することもできます。これにより、複雑なエフェクトの組み合わせやルーティングを実現できます。

「Bus Routing」メニューでは、5 種類のルーティングから選択できます。「Bus Routing」ボタンをクリックしてメニューを開きます。

Serial

このモードでは、FX 1 バスの出力が FX 2 バスにミックスされます。これにより、最大 8 つのエフェクトを連続して使用できます。

Serial 2 ~ 4

これらの構成では、FX 1 バスの出力が、FX 2 バスの 1 つめ、2 つめ、または 3 つめのエフェクトのあとに FX 2 バスにミックスされます。これにより、FX 1 バスからの出力信号を処理することなく、1 つ、2 つ、または 3 つのエフェクトを FX 2 バス上で排他的に使用できます。

Parallel

このモードでは、2 つのバスが個別に扱われ、プラグイン出力に送信される前にミックスされます。これは、たとえば音色レイヤーとノイズレイヤーに異なるエフェクトを使用したい場合などに便利です。

ルーティングセクションのルーティングダイアグラムに信号の流れが表示されます。

補足

レイヤーの「Amp」ページで「Direct Out」をオンにすると、2 つのエフェクトバスがどちらもバイパスされ、そのレイヤーの信号がプラグイン出力に直接送信されます。