Dynamic EQ

「Dynamic EQ」 を使用すると、周波数を調節し、オーディオ素材のダイナミクスに応じて EQ を適用するタイミングと方法を設定できます。

2 つの 「Dynamic EQ」 モジュールをモジュールチェーン (「Dynamic EQ A」および「Dynamic EQ B」) に追加できます。



各帯域の設定



オン/オフ

各セクションをオン/オフにします。

チャンネル設定

左右、ステレオ、ミッド/サイド処理に切り替えることができます。「Left/Right」または「Mid/Side」処理モードでは、2 つのチャンネルを別々に設定できます。

イコライザーセクション



タイプポップアップメニュー

EQ タイプを選択します。

  • 「Low Shelf」は、カットオフ周波数より下の周波数を指定された量だけ増幅/減衰します。

  • 「Peak」は、セット周波数値の周波数をベル型フィルターで増幅/減衰します。

  • 「High Shelf」は、カットオフ周波数より上の周波数を指定された量だけ増幅/減衰します。

FREQ (20 ~ 20000Hz)

各帯域の周波数を設定します。

Q

各帯域の幅をコントロールします。

Gain (-15 ~ +15 dB)

各帯域で減衰/増幅する量を設定します。

THRESH (-50 ~ 0dB)

スレッショルドレベルを設定します。このスレッショルドより高いレベルの信号のみが処理されます。

ATT (0.1 ~ 100ms)

設定したスレッショルドを超えた信号に対して 「Dynamic EQ」 が反応する速さを決定します。アタックタイムが長いと、信号の最初の部分で、処理されずに通過する信号の量が多くなります。

REL (10 ~ 1000ms)

信号がスレッショルドより下がった場合に、「Dynamic EQ」 が元のレベルに戻るまでにかかる時間を設定します。

Ratio

入力信号のレベルがスレッショルドを超えて高くなるほど、フィルターがかかる度合いが大きくなります。「Ratio」に低い値を設定すると、スレッショルドを超えた信号の減衰/増幅の開始がなめらかになります。高い値を設定すると、ほとんどすぐにフィルターがかかり始めます。

Side-Chain

「サイドチェーン」設定を表示します。