エラー検出設定ダイアログ

  • オーディオエディター「修正 (Correction)」タブで、「検出 (Detection)」セクションの「プリセット (Presets)」をクリックします。

    すでにエラー検出プリセットを保存している場合は、「編集 (Edit)」をクリックして「エラー検出設定 (Error Detection Configuration)」ダイアログを開きます。

反復再生の幅 (Sensitivity)

エラー検出の感度を指定できます。値が高いほど潜在的なエラーを多く検出できます。ただしこれは、報告するエラーが実際にエラーである可能性を下げることになります。

補足

報告できるエラー数には制限があります。エラー検出数が多すぎるという警告メッセージが表示された場合は、「感度 (Sensitivity)」の値を小さくしてみてください。

最小オーディオレベル (Minimum Audio Level)

エラーが報告対象になるために必要なオーディオレベルの最小値を指定できます。

重なり合うエラーを結合 (Combine Overlapping Errors)

エラーが他のエラーと重なり合うことや、大きなエラー領域の中に小さなエラー領域が入り込むことがあります。「重なり合うエラーを結合 (Combine Overlapping Errors)」をオンにすると、重なり合うエラーや別のエラー領域の中に入り込んだエラー領域は、1 つのエラー領域に結合されます。

1. クリックのエラーとポップのエラーが重なり合っている例
2. 2 つのエラーが 1 つのエラーとして結合された例
値変更時に自動適用 (Auto Apply When Changing Values)

この項目をオンにすると、「エラー検出設定 (Error Detection Configuration)」ダイアログで設定を変更したとき、エラーマーカーが自動更新されるようになります。これにより、設定がエラー検出に与える影響をいち早く確認できます。

報告するエラーの種類

検出するエラーの種類を選択できます。WaveLab Pro は以下の種類のエラーを検出できます。

  • クラックル (Crackle): 極めて短いインパルスノイズ

  • クリック (Clicks): 中規模のインパルスノイズ

  • ポップ (Pops): 長いインパルスノイズ

  • クリッピング (Clipping): 同じレベルを持つサンプルが複数連続したもの