「XML オーディオの説明 (XML Audio Description)」ダイアログ

このダイアログでは、読み込む XML ファイルの構造を理解する方法を WaveLab Pro に指示できます。

  • 「XML オーディオの説明 (XML Audio Description)」ダイアログを開くには、一括処理セットウィンドウを開き、「編集 (Edit)」タブの「XML」セクションで「XML オーディオの説明 (XML Audio Description)」をクリックします。

要素 (Element)

WaveLab Pro に識別させる XML ファイルの要素を選択します。入力ファイルと出力ファイルの場所を指定できます。以下の入力と出力の要素を使用できます。

  • 入力フォルダー/出力先フォルダー (Input Folder/Output Folder)

    入力フォルダーは、オーディオファイルが格納されるフォルダーです。出力先フォルダーは、ファイルの保存先のフォルダーです。これらのパスは、XML ファイルからの相対パスで指定できます。

    入力/出力フォルダーが見つからない場合、XML ファイルのパスがかわりに使用されます。

  • 入力ファイル名/出力ファイル名 (Input File Name/Output File Name)

    入力/出力ファイルの名前です (Piano.wav など)。

  • 入力ファイルパス/出力ファイルパス (Input File Path/Output File Path)

    ファイル名を含む入力/出力ファイルの絶対パスです (C:\AudioFiles\Piano.wav など)。

  • ユーザー変数 (メタデータの読み込み用) (User Variable (to Import Metadata))

    WaveLab Pro に識別させる XML ファイルのカスタム変数を指定します。この項目は、「要素 (Element)」ポップアップメニューで「ユーザー変数 (User Variable)」を選択している場合に使用できます。

    カスタム変数は、WaveLab Pro のあらゆる場所で共有されます。変数を編集するには、「ファイル (File)」 > 「ユーザー設定 (Preferences)」 > 「変数 (Variables)」を選択します。

入力の場合、「入力ファイルパス (Input File Path)」「入力フォルダー (Input Folder)」、または「入力ファイル名 (Input File Name)」のいずれかを指定する必要があります。オーディオファイルが XML ファイルと同じフォルダーにある場合、「ファイル名 (File Name)」のみ指定すれば十分です。

出力設定を行なっていない場合、一括処理セットの設定が使用されます。

識別 - タグ (Identification - Tag)

識別する要素を記述する XML タグを指定します。

識別 - 属性名と値 (Identification - Attribute Name and Value)

この項目をオンにすると、要素を識別するためのタグの XML 属性とその値を指定できます。テキストフィールドに、以下の書式で名前と値を記述する必要があります。

属性=”

囲み要素 (Enclosing Element)

この項目をオンにすると、要素を親タグでさらに識別する必要があります。

囲み要素 - タグ (Enclosing Element - Tag)

囲み要素の XML タグを指定します。

囲み要素 - 属性名と値 (Enclosing Element – Attribute Name and Value)

この項目をオンにすると、要素を識別するための囲み要素のタグの XML 属性とその値を指定できます。テキストフィールドに、以下の書式で名前と値を記述する必要があります。

属性=”値”

プレビュー (Preview)

WaveLab Pro で予測される XML ファイルの構造のプレビューが表示されます。