プリレコードバッファー

トラックを録音可能にすると、すべてのオーディオ入力が自動的にバッファーに記録されます。これにより、録音開始が遅れてしまった場合でも演奏の開始部分を復帰できます。

すべての録音可能トラックに対し、最大 60 秒間のオーディオの記録と復帰ができます。

プリレコードバッファーのサイズは、「設定 (Settings)」ダイアログの「オーディオシステム (Audio System)」セクション内の「プリレコード時間 (Pre-Record Time)」のパラメーターで設定できます。

  • プリレコードオーディオを復帰させるには、イベントの開始位置の境界線を左にドラッグします。

補足
  • プリレコード機能は、入力チャンネルごとに RAM を消費します。サンプリングレートが高いと (96 kHz や 192 kHz)、コンピューターのメモリー量が不足してしまう可能性があります。一般に、プリレコード時間 1 分で、48 kHz なら 1 トラックあたり 8 MB、96 kHz なら 16 MB 必要です。

  • 64 以上のトラックを録音する場合、プリレコードの設定を高くしていると、ユーザーインターフェースのパフォーマンスが低下する可能性があります。