MIDI タイムコード

プロダクションにビデオが含まれる場合、通常、タイムコード情報も含まれます。Nuendo Live では、録音中に MIDI タイムコード (MTC) を保存することで、ポストプロダクションの際にビデオとオーディオのタイムラインを容易に一致させることができます。

Nuendo Live で MIDI タイムコードを使用する際には、以下のルールが適用されます。

• 入力される MIDI タイムコードは自動的に認識され、ツールバーに表示されます。

• タイムコード情報が Broadcast Wave フォーマット (BWF) ファイルのタイムスタンプに書き込まれます。

• 入力されるタイムコード情報によってトランスポート機能がロックされることはありません。つまり、タイムライン上をいつでも自由に移動し、どこからでも録音を開始できます。

• 誤ったタイムコード設定や入力されるタイムコード情報の破損によって Nuendo Live で録音を行なえなくなることはありません。

• Steinberg Nuendo SyncStation を使用すると、たとえば LTC から MIDI タイムコードを生成できます。

• タイムコードまたは VST System Link による MIDI マシンコントロール (MMC) はサポートされていません。