連続したファイル番号の付与

プロジェクトのオーディオファイルには連続した番号が付与されます。これは録音位置を変更した場合でも同様です。この機能は、複数のフォルダーにあるファイルをあとから 1 つのフォルダーに移動させる場合に便利です。

プロジェクトの録音テイクにはグローバルに番録音号が付与されます。録音可能になっていないトラックには、バックグラウンドで番号が付与されます。つまり、このトラックがその後のテイクで録音可能になった場合は、グローバルなテイク番号が適用されます。

録音の途中で新規にオーディオファイルが作成された場合は、以下の名前の設定パターンが使用されます。

<トラック番号> - <トラック名>_<グローバルなテイク番号>

新規プロジェクトを作成して、トラック 1 (トラック名「bass」) に録音します。アクティブな録音フォルダーに「01 - bass_01.wav」が作成されます。そのあと、録音位置を別の空フォルダーに変更して、次のテイクを録音します。新規フォルダーの最初のファイルは自動的に「01 - bass_02.wav」という名前になります。

新規プロジェクトを作成して、トラック 1 (トラック名「guitar」) およびトラック 2 (トラック名「bass」) に最初のテイクを録音します。アクティブな録音フォルダーに「01 - guitar_01.wav」と「02 - bass_01.wav」というファイルが作成されます。2 番めのテイクでは、トラック 2 を録音から除外します。ファイル「01 - guitar_02.wav」が作成されます。3 番めのテイクでは、トラック 2 を再度録音可能にします。その結果、ファイル「01 - guitar_03.wav」と「02 - bass_03.wav」が作成されます。