フィルムダビングシアターの同期設定
このタスクについて
この例のシステム構成用に Nuendo を設定するには以下の手順で操作してください。
手順
- 前記の図のようにデバイスを接続します。
ここでは同期プロセス全体のなかで SyncStation が大きな役割を果たします。SyncStationの操作や設定の詳細については SyncStation のマニュアルを参照してください。
- 「プロジェクト同期設定 (Project Synchronization Setup)」ダイアログを開き、「タイムコードソース (Timecode Source)」セクションで「Steinberg SyncStation」を選択します。
SyncStation は USB 接続経由で Nuendo に MTC を送信します。SyncStation は「Virtual Master」モードでタイムコードを生成します。
- 「マシンコントロール入力ソース (Machine Control Input Source)」セクションで「Steinberg SyncStation」を選択します。
SyncStation が録音とトラックアーミングのコマンドを Nuendo にルーティングするよう設定すると、デジタルコンソールから SyncStation に 9 ピンコマンドを送ることで、Nuendo のオーディオトラックを録音可能にセットしたり、録音モードをオンにしたりすることができます。
- トランスポートパネルの「SYNC」ボタンをオンにします。
Nuendo は SyncStation からタイムコードが入力されるまで待機状態に入ります。
- コンソール上の「録音可能 (record-enable)」ボタンをテストしてみます。
設定が適切であれば、Nuendo の該当するオーディオトラックが録音可能モードになります。
- コンソールにあるトランスポートコントロールの再生ボタンを押してみます。
9 ピン経由で SyncStation に再生コマンドが送信され、SyncStation がタイムコードを生成しはじめ、Nuendo が、それに同期します。