スコア - 編集操作 (Scores - Editing)

記号の挿入後は矢印ツールに切り替える (Display Object Selection tool after Inserting Symbol)

このオプションをオンにした場合、記号を追加するとすぐにオブジェクトの選択ツールに戻ります。オフにした場合、記号の挿入後も鉛筆ツールのまま変わりません。

鉛筆ツールに切り替えるため記号をダブルクリック (Double-Click Symbol to get Draw tool)

このオプションをオンにすると、鉛筆ツールに切り替える際、オブジェクトの選択ツールでパレットをダブルクリックする必要があります。オフにすると、1 回のクリックで鉛筆ツールが起動します。

クレッシェンド記号を水平に保つ (Keep Crescendo Symbols "Horizontal")

このオプションをオンにすると、クレッシェンドの記号を傾斜させることはできません。

上下移動先を現在の調に制限 (Keep moved Notes within Key)

このオプションをオンにすると、音符を (移調のために) 垂直に移動する際、移動先が現在のキーのピッチに制限されます。

タイで結ばれた音符は共に選択 (Tied Notes selected as Single Units)

このオプションをオンにした場合、タイで結ばれた 2 つの音符のどちらかをクリックすると、両方の音符が選択されます。

[Alt + Ctrl] で総譜の間隔設定を行なう (Global Staff Spacings with [Alt + Ctrl]) (Windows の場合)/[option]+[command] で総譜の間隔設定を行なう (Global Staff Spacings with [option]+[command]) (Mac の場合)

このオプションをオンにした場合、[AltGr]+[Ctrl] (Windows の場合) または [Alt]+[command] (macOS の場合) を押しながら譜表の間隔を調節すると、現在のページ以降のすべてのページにその間隔が適用されます。オフにすると、間隔の設定は現在のページにのみ適用されます。

オートレイアウト: 最初の譜表を隠さない (Auto Layout: Don't hide first staff)

このオプションは、オートレイアウト機能の「空白の譜表を隠す (Hide Empty Staves)」と「すべてを最適化 (Optimize All)」に影響します。「最初の譜表を隠さない (Don't hide first staff)」をオンにすると、最初の組段の譜表は、たとえ空であっても非表示になることはありません。

編集モード時も大括弧を表示 (Show Braces in Edit Mode)

通常、括弧はページモードのときのみ表示されます。このオプションをオンにすると、編集モードでも表示されるようになります。

"適用" をクリック後ウィンドウを閉じる ("Apply" closes Property Windows)

通常、プロパティーウィンドウやスコアに関する「適用タイプ」のダイアログ (「音符情報を設定 (Set Note Info)」や「スコア設定 (Score Settings)」など) を開いた場合、設定後に「適用 (Apply)」をクリックすると、変更が適用されます。ウィンドウは閉じません。このオプションをオンにした場合、「適用 (Apply)」をクリックするとウィンドウが閉じます。

ポジションカーソルを表示 (Show Position Cursor)

このオプションをオンにすると、プロジェクトカーソルの位置がスコア内に垂直線として表示されます。このラインをクリックしてドラッグするとカーソルを移動できます。また、[Ctrl]/[command] を押しながらスコアのどこかをクリックすると、カーソルが直接その位置に移動します。

ノートカーソルをアニメーション表示 (Show pitch when inserting notes)

このオプションをオンにすると、挿入されるノートのピッチが表示されます。

マウスで音符情報を表示 (Show Note Info by the Mouse)

このオプションをオンにした場合、スコア上で音符を挿入またはドラッグすると、ポインターの下に現在のピッチと位置を示すツールチップが表示されます。画面の描画がスムーズでない場合は、この機能をオフにしてみてください。

スラーのドラッグ時にスナップ (Snap Slurs when dragging)

このオプションをオンにすると、スラーを描画または移動する際にスラーの終点が音符にスナップします。

シングルパートの編集時はレイアウトのロックを解除 (Unlock Layout when editing single parts)

トラックに複数のパートがある場合、そのいずれかをスコアエディターで開くと、レイアウトを維持するためにその他のパートは「空のスペース」として表示されます。このオプションをオンにすると、空のスペースは無視され、延々と続く不要箇所を含めずに単一のパートのみを印刷できます。

補足

このオプションを使用すると、すべてのトラックのレイアウトが消去されてしまうので注意してください。次にトラック全体を開いた際には、編集した単一のパートのレイアウト設定で以前のレイアウトが上書きされます。

譜表をダブルクリックしてフルスコア/パートを切り替える (Double-click on staff flips between full score/part)

このオプションをオンにした場合、譜表をダブルクリックすると、トラック全体の表示と現在のパートの表示が切り替わります。

補足

この場合、「スコア設定 (Score Settings)」ダイアログは、「スコア (Scores)」メニューで「設定 (Settings)」オプションを選択したときのみ開きます。

レイアウトツール互換モード (Layout Tool Compatibility Mode)

レイアウトツールの動作は旧バージョンの Nuendo とは異なります。レイアウトツールが使われている古いプロジェクトを使用する際は、プロジェクトが期待どおりに表示されるようにこのオプションをオンにしてください。

ノート範囲を超えたノートを隠す (Hide Notes beyond limits)

このオプションをオンにすると、「スコア設定 (Score Settings)」ダイアログ (「譜表 (Staff)」ページの「オプション (Options)」タブ) で設定した「ノート範囲 (Note Limits)」外にあるノートが非表示になります。

コンピューターキーボードノート入力: レガート (Computer Keyboard Note Entry: Legato)

このオプションをオンにすると、入力するノートにより前のノートの長さが変化します。

コンピューターキーボードノート入力: ALT キー必須 (Computer Keyboard Note Entry: Require ALT-Key)

このオプションをオンにすると、ノートを入力する際、[Alt] を押しながら実行する必要があります。

コンピューターキーボードノート入力: オンスクリーンキーボードのキーを使用 (Computer Keyboard Note Entry: Use On-Screen Keyboard Keys)

このオプションをオンにすると、オンスクリーンキーボード (qwerty) のノートに対応するキーを押して、ノートを入力できます。

譜表あたりのデフォルト小節数 (Default Number of Bars per Staff)

このオプションには 2 つの使い方があります。

  • 編集モードでは、1 段に表示される小節数を設定します。

  • ページモードでは、新規レイアウトで 1 段に表示される小節数を設定します。

補足

「オートレイアウト (Auto Layout)」機能を使用すると、1 段に表示する小節の最大数を尋ねられ、ここでの設定は無効になります。