Tascam® MMR-8、MMP-16、MX-2424 における OpenTL の対応

これら 3 つの Tascam 製デバイスはすべて、FAT32 (Windows 標準) と HFS+ (macOS 標準) の 2 種類のディスクボリューム形式のどちらも使用できます。Nuendo に適切に対応するには、すべての MMR-8/MMP-16 が OS v5.03を、MX-2424 が OS v3.12 を稼働している必要があります。OpenTL に関する重要なアップデートは、これらのバージョンの OS にしか行なわれていないため、Nuendo との確実な互換性を確保するためには、このセットアップが必須となります。

ボリュームタイプによりオーディオファイルの形式が異なります。FAT32 ではBroadcast Wave ファイル (*.wav)、HFS+ では Sound Designer II ファイルを取扱います。OpenTL ファイルの移動は、同一ファイルシステム間でしか行なえません。変換ユーティリティ (「MM-EDL」など) を使用しない限り、macOS (HFS+) から書き出した OpenTL プロジェクトを、Windows システム (FAT32) で読み込むこと (およびこの反対) はできません。

WindowsNuendo は、FAT32/Broadcast Wave の OpenTL をサポートします。macOSNuendo は、HFS+/SD II と FAT32/Broadcast Wave の OpenTL を共にサポートします。MMR-8、MMP-16、MX-2424 は、Nuendo 向けに、または Nuendo で作られた、最大 999 のモノトラックを使用する OpenTL ファイルをサポートします。