オブジェクトモードの VST MultiPanner プラグインパネル

VST MultiPanner のプラグインパネルには、オブジェクトベースミキシング用の追加設定とパラメーターが用意されています。

  • VST MultiPanner のプラグインパネルを別ウィンドウで開くには、インスペクターまたは MixConsoleVST MultiPanner の小型ビューをダブルクリックします。

Select Object Bus

「Dolby Atmos 用 ADM オーサリング (ADM Authoring for Dolby Atmos)」ウィンドウで外部レンダラーを選択した場合、チャンネルをオブジェクトバスに接続できます。LED が緑色に点灯している場合、有効なオブジェクトバスが選択されています。この LED が赤色に点灯している場合、選択されているマルチオブジェクトバスの出力バスのうち、少なくとも 1 つがマッピングされていません。マッピングされていない出力バスを示すツールチップを表示するには、マウスポインターを LED に合わせます。

Renderer

この LED が緑色に点灯している場合、Dolby Atmos Renderer などのレンダラーがシステムに接続されています。LED が赤色に点灯している場合、接続されているレンダラーはありません。

Select Object Zone

そのオブジェクトに対してアクティブにするスピーカーゾーンを設定します。アクティブなスピーカーゾーンは、「Top View」パンフィールドの周りに小さな青色の四角形として表示されます。

アクティブなスピーカーゾーンは、インスペクターの小型ビューにも表示されます。

Speaker Snap

再生中、識別された位置にもっとも近いアクティブスピーカーにオブジェクトオーディオを移動します。

Object Size

オブジェクトの位置とアクティブなスピーカーに基づき、オブジェクトのオーディオを室内に広げます。「Speaker Snap」をオンにした場合、このパラメーターは無効になります。

補足

Dolby Atmos コンテンツのオブジェクトベースミキシングの詳細については、Dolby Atmos Mastering Suite のマニュアルを参照してください。