MegaTrig のパラメーター

MegaTrig エディターの上側のセクションでは条件を設定でき、下側のセクションでは条件の詳細設定を行なえます。

Operator

2 つの条件を論理的に組み合わせます。

  • 「AND」を選択すると、両方の条件が true の場合、条件は true になります。

  • 「OR」は、2 つの条件を論理的に組み合わせます。いずれかの条件が true の場合、式は true になります。

Not

条件を反転します。true であった条件が false に、false であった条件が true になります。

On

条件を有効にします。

Condition

指定した条件のイベントを設定します。イベントが正しいタイプで、指定した範囲内であれば、条件は true になります。

Min

true の条件の最小値です。矢印ボタン、値フィールド、または範囲フェーダーを使用して、範囲の最小値を調整します。

Range

条件の範囲が表示されます。

Max

true の条件の最大値です。矢印ボタン、値フィールド、または範囲フェーダーを使用して、範囲の最大値を調整します。

Expression

「Expression」フィールドに、設定した条件と論理演算子が表示されます。

「e」ボタンをクリックすると、式を手動で編集できます。実行順序を指定するには、カッコを使用します。

「Trigger」オプション
  • 「New Notes」を選択すると、式が true の場合に、新しいノートのみがゾーンをトリガーします。

  • 「Held Notes」を選択すると、式が true の場合に、ホールドされているノートと新しいノートがゾーンをトリガーします。

補足

「Held Notes」および「New Notes」は、キーボードで演奏したノートをトリガーします。

  • 「Fixed Note」を選択すると、式が true の場合に、特定のノートがトリガーされます。トリガーするノートは、「Note」パラメーターと「Velocity」パラメーターで指定できます。

    これを使用して、たとえば、ピアノのペダルノイズのような、さまざまなキーにではなく、特定の MIDI ノートにマッピングされているサンプルゾーンをトリガーできます。

Note-Off Velocity

トリガーオプションの下のパラメーターは、ノートオフサンプルのベロシティーをコントロールします。

ベロシティーは、ゾーンにおけるプログラムに従い、ノートオフサンプルのレベルに影響する場合もあります。

Source

ノートオンイベントまたはノートオフイベントのどちらのベロシティーをリリースサンプルに送るかを設定します。

補足

キーボードがノートオフイベントを送信しない場合は、このパラメーターを「Note-On」に設定することで、ノートオンサンプルと同じベロシティーでノートオフサンプルが再生されます。

Amount

ノートオフベロシティーのディケイの量を設定します。

Decay

時間に対するノートオフベロシティーのディケイのかかり具合を設定します。

Curve

ノートオフベロシティーのディケイのカーブ特性を設定します。

正の値を使用すると外向きのカーブ、負の値を使用すると内向きのカーブになります。外向きのカーブはノートオフベロシティーを速く減らし、内向きのカーブは遅く減らします。どちらもディケイタイム全体の長さは変わりません。

Key Follow

ピッチに応じてディケイタイムを調整できます。

「Key Follow」オプションで中央位置として使用されるセンターキーを設定できます。たとえば、このパラメーターを正の値に設定すると、センターキーよりも高いノートの場合にディケイタイムが減り、センターキーよりも低いノートの場合にディケイタイムが増えます。

Center Key

「Key Follow」オプションで中央位置として使用されるノートナンバーを指定します。