レイアウトの移調の上書き
各インストゥルメントの移調をレイアウトごとに上書きできます。たとえば、楽曲内の同じプレーヤーに対して移調の異なる複数のレイアウトを作成して柔軟な楽器編成を行なえます。
前提
移調を上書きするレイアウトを作成し、必要なプレーヤーとフローを割り当てておきます。
手順
- 設定モードの「レイアウト (Layouts)」パネルで、移調を上書きするレイアウトを右クリックします。
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アクションバーで「レイアウト設定 (Layout Settings)」 をクリックし、「音部記号と移調の上書き (Clef and Transposition Overrides)」を選択して「音部記号と移調の上書き (Clef and Transposition Overrides)」ダイアログを開きます。
ヒント
レイアウトを右クリックすることで表示されるコンテキストメニューでも、このオプションを選択できます。
- 表内で、移調を上書きするインストゥルメントを選択します。
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以下のセクションのいずれかまたは両方で、「記譜上のミドル C の実際の発音 (Written middle C sounds as)」をオンにします。
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移調音 (Transposed pitch)
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実音 (Concert pitch)
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値フィールドのピッチを変更します。
補足
「移調音 (Transposed Pitch)」には任意のピッチを指定できます。「実音 (Concert Pitch)」には、ミドル C の発音上のオクターブのみ指定できます。
- 必要に応じて、移調を上書きするレイアウト内の他のインストゥルメントにも手順 3 から 5 を繰り返します。
- 「OK」をクリックして変更内容を保存し、ダイアログを閉じます。
結果
選択したレイアウト内で、選択したインストゥルメントの移調が変更されます。レイアウトが移調音に設定されると、調号が自動的に更新されます。
手順終了後の項目
正しい移調を含めたい場合など、選択したレイアウトの名前を変更できます。