フレット楽器にカポを追加する
個々のフレット楽器にカポを追加できます。Dorico Pro はカポを 0 番めのフレットとして扱うため、これは対応するインストゥルメントのタブ譜に表示されるピッチに影響します。たとえば、ギタープロジェクトでカポが必要なフレットがフローごとに異なる場合、複数のプレーヤーを追加し、それぞれにギターインストゥルメントを割り当てて必要なカポを追加するといいでしょう。
補足
これらの手順は音符の譜表のピッチ、楽譜のコード記号/ダイアグラム、または使用されるコードダイアグラムのグリッドには影響しません。
手順
- 設定モードの「プレーヤー (Players)」パネルで、カポを追加するフレット楽器が割り当てられたプレーヤーのカードを展開します。
- インストゥルメントラベルでインストゥルメントメニュー をクリックし、「弦とチューニングを編集 (Edit Strings and Tuning)」を選択して「弦とチューニングを編集 (Edit Strings and Tuning)」ダイアログを開きます。
- 「カポ (Capo)」セクションで、「カポ (Capo)」をクリックして「カポの定義 (Capo Definition)」ダイアログを開きます。
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「カポ (Capo)」で以下のいずれかのオプションを選択します。
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フルカポ (Full Capo)
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パーシャルカポ (Partial Capo)
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- 「フレット (Fret)」の値を変更することでカポのフレットポジションを変更します。
- 「パーシャルカポ (Partial Capo)」を選択した場合は、必要に応じてカポをかける弦を変更します。
- 「OK」をクリックして変更内容を保存し、「カポの定義 (Capo Definition)」ダイアログを閉じます。
- 「OK」をクリックして変更内容を保存し、「弦とチューニングを編集 (Edit Strings and Tuning)」ダイアログを閉じます。
結果
設定に応じて、選択したインストゥルメントにカポが追加されます。「弦とチューニングを編集 (Edit Strings and Tuning)」ダイアログと、選択したインストゥルメントのフレットボードパネルの対応するフレットポジションに、指定した弦をまたいでカポが表示されます。