ページの削除
空白のページやレイアウトに追加した余分なページを削除できます。
Dorico Pro は、レイアウトとそのページテンプレートフレームチェーンに割り当てられたフローを表示するのに必要なページとフレームを自動的に作成します。特定のフレームを非表示にするためにページを削除する場合は、レイアウトまたはページテンプレートフレームチェーンからフレームを削除することをおすすめします。
ページを手動で削除する必要があるのは、空白のページとしてページを挿入した場合と、レイアウトのページに設定したページの優先が必要なくなり現在は空白のページとして表示されている場合のみです。たとえば、レイアウトの最終ページにページの優先が設定されている場合、レイアウトが短くなっても最終ページとそれ以前のページは自動的に削除されません。
前提
右ゾーンを表示しておきます。
手順
- 浄書モードで、ページを削除するレイアウトを開きます。
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ページパネルの「ページ (Pages)」セクションで、削除するページを選択します。
隣接するページを選択するには [Shift] を押しながらクリックし、個別のページを選択するには [Ctrl]/[command] を押しながらクリックします。
補足削除できるのは、ページの形式変更と見なされるページのみです。
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すべてのページの形式変更を解除して、選択したページを削除します。
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選択したページのうち左上角に赤い三角形が表示されているページがある場合は、「ページ (Pages)」セクションのアクションバーで「上書きを解除 (Remove Overrides)」 をクリックします。
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選択したページのうち右下角に紫色の三角形が表示されているページがある場合は、いずれかのページを右クリックして、コンテキストメニューから「ページ番号の変更を解除 (Remove Page Number Change(s))」を選択します。
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選択したページのうち上辺または上辺と左辺に緑色のマークが表示されているページがある場合は、いずれかのページを右クリックして、コンテキストメニューから「ページテンプレートの変更を解除 (Remove Page Template Change(s))」を選択します。
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選択したページのうち下辺または下辺と右辺に黄色のマークが表示されているページがある場合は、いずれかのページを右クリックして、コンテキストメニューから「フロー見出しの変更を解除 (Remove Flow Heading Change(s))」を選択します。
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結果
削除するページからページの優先をすべて解除すると、空白のページであれば削除されます。空白のページではない場合は、ページの優先をすべて解除することでデフォルトのページテンプレートに戻ります。