パネルを使った拍子記号の入力
拍子記号 (拍子) パネルを使用して拍子記号を入力できます (弱起 (アウフタクト) 付きの拍子記号を含む)。音符の入力中に行なうことも、既存の楽譜に追加することもできます。 拍子記号を 1 つの譜表だけに入力することもできます。
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以下の手順は、環境設定でマウス入力のデフォルト設定が「選択位置にアイテムを作成 (Create item at selection)」に設定されている場合について説明します。
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挿入モードがオンになっていない限り、新しい拍子記号に応じて小節を埋めるための拍が自動的に追加されることはありません。
前提
必要に応じて、拍子記号 (拍子) パネルの「拍子記号を作成 (Create Time Signature)」セクションで拍子記号を作成しておきます。
手順
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記譜モードで、以下のいずれかの操作を行ないます。
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音符の入力を開始します。
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拍子記号を入力する位置にあるアイテムを選択します。単一の譜表に拍子記号を入力するには、その譜表に属するアイテムだけを選択します。
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- 新しい拍子記号の影響を受ける領域の終わりに、必要に応じて拍が自動的に追加されるようにするには、[I] を押して挿入モードを有効にします。
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記譜ツールボックスで、「拍子記号 (拍子) (Time Signatures (Meter))」をクリックして拍子記号 (拍子) パネルを表示します。
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弱起 (アウフタクト) を入力する場合は、拍子記号 (拍子) パネルの「拍子記号を作成 (Create Time Signature)」セクションで「アウフタクトの拍数 (Pick-up bar of)」をオンにして、以下のいずれかのオプションを選択します。
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半拍 (1/2 beat)
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1 拍 (1 beat)
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2 拍 (2 beats)
補足この方法ですべての長さの弱起 (アウフタクト) を入力できるわけではありません。たとえば、これら 3 つのオプションでは、6/8 の 8 分音符 1 つ分の上拍を作成することはできません。このような場合は、拍子記号のポップオーバーを使用する必要があります。
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以下のいずれかの操作を行なって、必要な拍子記号を入力します。
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すべての譜表に拍子記号を入力するには、拍子記号 (拍子) パネルでその拍子記号をクリックします。
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選択した譜表のみに拍子記号を入力するには、[Alt/Opt] を押しながら拍子記号 (拍子) パネルでその拍子記号をクリックします。
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結果
音符の入力中は、小節の途中であっても、キャレットの位置に拍子記号が入力されます。
楽譜に拍子記号を追加する場合、最初に選択したアイテムの位置に追加されます。拍子記号は、小節の途中であっても、小節線、調号、音部記号の右側、その他のアイテムの左側に表示されます。既存の拍子記号を選択した場合、その拍子記号が新しい拍子記号に直接置き換わります。
後続のすべての小節は、次の拍子記号またはフローの終わりのいずれか早い方の位置まで、入力した拍子記号に従います。Dorico Pro によって必要に応じて小節が自動的に入力および移動されるため、後続の楽譜の小節は正しくなります。