「音符入力オプション (Note Input Options)」ダイアログ

「音符入力オプション (Note Input Options)」ダイアログには、入力するデータや MIDI のデフォルトの解釈方法を設定できる複数のオプションがあります。

たとえば、MIDI キーボードを使用して音符を入力する際に、臨時記号と音符をどのように表記するかや、演奏内容に基づいてコード記号に含める項目、あるいは 11th と 13th のコードで 9th を省略するかどうかのように、コードダイアグラムのさまざまな要素をどのように反映するかを設定できるオプションなどがあります。

「音符入力オプション (Note Input Options)」を開くには、以下のいずれかの操作を行ないます。

  • [Ctrl]/[command]+[Shift]+[I] を押します (どのモードでも使用可)。

  • 記譜モードで、「記譜 (Write)」 > 「音符入力オプション (Note Input Options)」を選択します。

1. 音符入力オプション (Note Input Options)
  1. ページリスト

    ダイアログで表示および変更できるオプションのカテゴリーが、ページ別に表示されます。

  2. セクション

    ページ内のセクションが表示されます。各セクションには複数のオプションが含まれます。多くのオプションが含まれるセクションはサブセクションに分割されます。複数の設定から選択できるオプションは、現在の設定が強調表示されます。

  3. デフォルトとして保存 (Save as Default)/保存したデフォルト設定を削除 (Remove Saved Defaults)

    デフォルト設定を保存しているかどうかで、このボタンの機能が変化します。

    • 「デフォルトとして保存 (Save as Default)」は、ダイアログで現在設定されているすべてのオプションを新しいプロジェクトのデフォルトとして保存します。

    • 「保存したデフォルト設定を削除 (Remove Saved Defaults)」は、現在のプロジェクトのオプションをリセットすることなく、最後に保存したデフォルト設定を削除します。保存したデフォルト設定を削除すると、以後のすべてのプロジェクトで出荷時の設定が使用されます。デフォルト設定を保存している場合は、[Ctrl] (Windows) 又は [Opt] (macOS) を押すことで「保存したデフォルト設定を削除 (Remove Saved Defaults)」を選択できます。

  4. 「出荷時の設定にリセット (Reset to Factory)」/「保存したデフォルト設定にリセット (Reset to Saved Defaults)」

    デフォルト設定を保存しているかどうかで、このボタンの機能が変化します。

    • デフォルト設定を保存していない場合、「出荷時の設定にリセット (Reset to Factory)」でダイアログのすべてのオプションを出荷時の設定にリセットできます。

    • デフォルト設定を保存している場合は、「保存したデフォルト設定にリセット (Reset to Saved Defaults)」でダイアログ内のすべてのオプションを保存したデフォルト設定にリセットできます。[Ctrl] (Windows) 又は [Opt] (macOS) を押すことで「出荷時の設定にリセット (Reset to Factory)」を選択できます。オプションを出荷時の設定にリセットすることで影響されるのは、現在のプロジェクトのみです。保存したデフォルト設定は影響されないため、以後のプロジェクトには保存したデフォルト設定が使用されます。