音部記号とオクターブ線のポップオーバー

以下の表は、さまざまな音部記号とオクターブ線の入力に使用できる音部記号とオクターブ線のポップオーバーのエントリーの例です。

記譜モードでは、アイテムの選択時またはキャレットの有効時に以下のいずれかの操作を行なって、音部記号とオクターブ線のポップオーバーを開くことができます。

ポップオーバーの左側に表示されたアイコンが、ウィンドウの右側にある記譜記号ツールボックスの対応するボタンと一致します。


図 1. 音部記号のエントリーの例が入力された音部記号とオクターブ線のポップオーバー	図 2. オクターブ線のエントリーの例が入力された音部記号とオクターブ線のポップオーバー	図 3. 記譜ツールボックスの「音部記号 (Clefs)」ボタン

音部記号


音部記号のタイプ	ポップオーバーエントリー
ト音記号	「`g`」、「`G`」、「`g2`」、「`sol`」、または「`treble`」
ヘ音記号	「`f`」、「`F`」、「`f4`」、「`fa`」、または「`bass`」
テノールハ音記号	「`ct`」、「`CT`」、「`c4`」、「`ut4`」、または「`tenor`」
アルトハ音記号	「`ca`」、「`CA`」、「`c3`」、「`ut3`」、または「`alto`」
ト音記号、1 オクターブ下	「`g8ba`」、「`G8ba`」、「`g8d`」、「`G8d`」、「`treble8ba`」、または「`treble8d`」
無音程打楽器	`perc`
4 弦タブラチュア	`tab4`
6 弦タブラチュア	`tab6`

ヒント

長方形のパーカッション記号は音部記号パネルで使用できます。

たとえば、移調音のレイアウトで「treble+1t」と入力して 1 オクターブ上げのト音記号を記譜すると、移調音のレイアウトのト音記号以降の音符が、通常のト音記号の音符より 1 オクターブ下がって表示されます。


オクターブ線の機能	ポップオーバーエントリー
音符を 1 オクターブ上に移動	「`8va`」、「`8`」、「`8u`」、または「`1u`」
音符を 2 オクターブ上に移動	「`15ma`」、「`15`」、「`15u`」、または「`2u`」
音符を 3 オクターブ上に移動	「`22ma`」、「`22`」、「`22u`」、または「`3u`」
音符を 1 オクターブ下に移動	「`8ba`」、「`8vb`」、「`8d`」、または「`1d`」
音符を 2 オクターブ下に移動	「`15ba`」、「`15vb`」、「`15d`」、または「`2d`」
音符を 3 オクターブ下に移動	「`22ba`」、「`22vb`」、「`22d`」、または「`3d`」
Loco の指示	`loco`
オクターブ線の終了たとえば、音符の入力中にオクターブ線が終了する位置を指定するには「`stop`」と入力します。	「`\|`」または「`stop`」