フレームレート

Cubase はさまざまなビデオやフィルムのフレームレートをサポートしています。

フレームレート

フレームカウントに関係なく、ビデオが実際に再生される速度をフレーム数で表わした数値が「フレームレート」です。

Cubase では、以下のフレームレートを使用できます。

23.9 fps (Cubase Pro のみ)

このフレームレートはフィルムを NTSC ビデオ形式に変換する際、2-3 プルダウン処理でテレシネ変換できるよう、速度を下げるのに使用されます。このレートは HD ビデオ形式でも使用され、「24p」と呼ばれます。

24 fps

これは標準的なフィルムカメラの正しいフレームレートです。

24.9 fps (Cubase Pro のみ)

このフレームレートは一般的に PAL や NTSC のビデオ形式やフィルムとの間で変換を行ないやすくするために使用されます。エラーを修正する際によく利用されます。

25 fps

これは PAL ビデオ規格のフレームレートです。

29.97 fps

これは NTSC ビデオ規格のフレームレートです。カウントはドロップフレームとノンドロップフレームのどちらかを選択できます。

30 fps

これはかつて白黒放送の NTSC 規格で採用されていたフレームレートです。音楽レコーディングでは普及していましたが、今日では標準的に使用されることはなくなりました。 このレートは NTSC ビデオを 2-3 テレシネ変換でフィルムの速度にプルアップした場合と同じ速度になります。

59.98 fps (Cubase Pro のみ)

このレートは「60p」とも呼ばれますが、実際には、業務用 HD カメラの多くは 59.98 fps で映像を記録します。 現在市販されている HD ビデオカメラは、標準的なレートとしてフル 60 fps では録画しません。