「信号音の作成 (Signal Generator)」ダイアログ

このダイアログでは、モノラルまたはステレオの複雑な合成音を作成できます。

  • 「信号音の作成 (Signal Generator)」ダイアログを開くには、「ファイル (File)」 > 「ツール (Tools)」 > 「信号音の作成 (Signal Generator)」を選択します。

オーディオ属性

「オーディオ属性 (Audio Properties)」ダイアログが表示されます。サンプリングレート、ビット解像度などを設定できます。

全体のゲイン (Global Gain)

すべてのレイヤーを統合した全体的なレベルを調節します。

レイヤーの総数 (Number of Layers)

レイヤーの数、たとえば、組み合わせて合成しようとする信号の合計数を設定します。

全チャンネル/左チャンネル/右チャンネル (All Channels/Left Channel/Right Channel)

選択したレイヤーでタブ上の設定を適用するチャンネル (左右のいずれか、または両方) を設定します。このオプションはステレオファイルだけに使用できます。

コピー (Copy)

現在のレイヤーのすべての設定をコピーします。

貼り付け (Paste)

選択したレイヤーに設定を貼り付けます。

補足

「貼り付け (Paste)」をクリックすると、選択したタブだけでなく、すべてのタブのオーディオファイル、周波数、およびレベルの設定が置き換えられます。

作成 (Generate)

設定を適用します。

「オーディオファイル (Source)」タブ

波形 (Waveform)

このプルダウンメニューを使うと、選択したレイヤーで使用する波形を選択できます。

幅 (Width)

パルス波を選択した場合、このパラメーターでパルス波の幅を設定できます。選択したパルス波に応じて、幅をパーセンテージで指定する場合とサンプル数で指定する場合があります。

角度 ( 0 ~ 359°) (Angle (0-359°))

選択したレイヤーの信号の位相を設定します。

長さを周期の終わりに合わせる (Adjust Signal Length to End on a Cycle Boundary)

この項目をオンにすると、位相の設定にかかわらず、生成された波形は振動周期が終わる位置で終了します。

「周波数 (Frequency)」タブ

「エンベロープ (Envelope)」セクション

このセクションでは、選択したレイヤーの周波数エンベロープを設定できます。このエンベロープは、4 つのポイントの周波数値と、それらのポイント間に設定する 3 つの時間値で構成されています。

周波数エンベロープを使わない平坦なピッチが必要な場合は、すべての時間値をゼロにしたうえで「中間周波数 2 (Median Freq. 2)」のパラメーターに周波数を設定してください。

「ビブラート (Vibrato)」セクション

このセクションでは、選択したレイヤーの信号にビブラートを加えることができます。ビブラートの波形を選択し、周波数を設定して、強度を調節します。

周期単位で周波数を変更 (Change Frequency at Cycle Boundaries)

この項目をオンにすると、ビブラートはサンプルからサンプルへと連続的に適用されるのではなく、周期 (サイクル) ごとに再計算されます。

周波数を直線 (1 次関数) 的に変更 (Linear Frequency Variations)

この項目をオンにすると、周波数は直線的に変わります。

「レベル (Level)」タブ

エンベロープ (Envelope)

このセクションでは、選択したレイヤーのボリュームエンベロープを設定できます。このエンベロープは、3 つのポイントのレベル値と、それらのポイント間に設定する 3 つの時間値で構成されています。また、「信号前の無音時間 (Silence Before)」「信号後の無音時間 (Silence After)」のパラメーターでは、選択したレイヤーの信号の前と後の無音時間を指定できます。

補足

「全体のゲイン (Overall Gain)」パラメーターではレイヤーの全体的なレベルが決まります。

トレモロ (Tremolo)

このセクションでは、選択したレイヤーの信号にトレモロ (継続的なレベル変動) を加えることができます。トレモロの波形を選択し、周波数を設定して、強度を調節します。

周期単位でレベルを変更 (Change Level at Cycle Boundaries)

この項目をオンにすると、トレモロはサンプルからサンプルへと連続的に適用されるのではなく、周期 (サイクル) ごとに再計算されます。

DC オフセット (DC Offset)

選択したレイヤーの信号に DC オフセットを加えることができます。

全体のゲイン (Overall Gain)

選択したレイヤーの全体的なレベルを設定できます。