スペクトラムの編集

スペクトラムの編集では、周波数スペクトラム全体ではなく、各周波数範囲を個別に編集したり処理したりできます。

スペクトラムの編集は、短いオーディオ範囲の修正に適しています。マスターセクションで個々の周波数帯域を処理することもできます。スペクトラムの編集は、いずれかのスペクトラム範囲ツールを使用して定義されたスペクトラムリージョンに対して機能します。選択したリージョンは、時間と周波数帯域によって定義されます。これにより、選択したリージョンの時間軸と周波数軸の両方でオーディオを編集し処理できます。

スペクトラムの編集では、さまざまなタイプの処理を実行できます。この機能はオーディオの修正用に開発されましたが、オーディオを装飾したり特殊なエフェクトを加えるために使用することもできます。

ステレオファイルの L/R チャンネルまたは Mid/Side チャンネルでスペクトラムの編集を実行できます。

スペクトラムの編集手順は以下のとおりです。

  • 編集するリージョンを定義します。

  • 「スペクトラム (Spectrum)」タブでリージョンを編集します。フィルタリング操作を適用したり、リージョンをコピーしたり、マスターセクションに送ってエフェクトを適用したりできます。