Mid/Side の編集

オーディオ素材の編集、処理、モニタリングは、L/R と Mid/Side のどちらかの領域で行なえます。Mid/Side の編集は、波形ビューおよびスペクトラムの編集モードで適用できます。これにより、たとえば Mid チャンネルまたは Side チャンネルそれぞれに対してスペクトラム編集を行なえます。

オーバービューおよびメインビューの左下にある「LR/MS」ボタンで、L/R モードと Mid/Side モードを切り替えることができます。上のトラックには Mid 信号が表示され、下のトラックには Side 信号が表示されます。オーバービューとメインビューには独立した LR/MS コントロールがあります。これにより、たとえばオーバービューには L/R チャンネルを表示し、メインビューには Mid/Side チャンネルを表示できます。

オーディオをレンダリングすると、チャンネルは自動的に L/R モードにエンコードされます。

波形ディスプレイとカーソルの形は、L/R と M/S のどちらのモードがアクティブになっているかを示します。

ゲインやレベルなどのオフライン処理を、Mid チャンネルと Side チャンネルに個別に適用できます。再生ツールを使用すると、Mid チャンネルと Side チャンネルを個別に再生できます。