再生中の範囲のスキップ
再生中、選択したオーディオ範囲を自動的にスキップできます。これによって、特定の部分を除外した場合にオーディオ素材がどのように聞こえるか試聴できます。
手順
- トランスポートバーで、「範囲をスキップ (Skip Range)」をオンにします。
- 「プリロールを実行 (Perform Pre-Roll)」と「ポストロールを実行 (Perform Post-Roll)」をオンにします。
- 「オーディオの範囲再生 (Play Audio Range)」機能を使用したい場合は、「範囲 (Ranges)」のいずれかのモードをオンにします。
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「範囲 (Ranges)」のモードに応じて、以下のいずれかを行ないます。
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「時間範囲 (Time Selection)」をオンにした場合、波形ウィンドウでオーディオ範囲を選択します。
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「マーカーペア間のリージョン (Region Between Marker Pairs)」をオンにした場合、マーカーペアの間をクリックします。
タイムルーラーに、スキップされるオーディオ範囲と、プリロール時間およびポストロール時間が表示されます。
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- 「オーディオの範囲再生 (Play Audio Range)」を選択するか、[F6] を押します。
結果
再生中、選択範囲がスキップされます。
ファクトリープリセットを使用して、再生中に選択範囲をスキップすることもできます。「範囲をスキップ (Skip Range)」をオンにして、オーディオ範囲を選択し、[Shift]+[F6] を押します。
補足
時間範囲が設定されている場合、または除外開始と除外終了マーカーが設定されている場合、このモードは「編集カーソル位置から再生を開始 (Start Playback from Edit Cursor)」ボタンでも有効です。この場合、プリロールおよびポストロール時間は無視されます。