「AAC エンコード (AAC Encoding)」ダイアログ

AAC オーディオファイルを保存する場合のエンコードのオプションを編集できます。

「AAC エンコード (AAC Encoding)」ダイアログは、出力ファイル形式を選択できるほとんどの場所から開けます。たとえば、オーディオファイルを開いて「ファイル (File)」 > 「名前を付けて保存 (Save As)」を選択し、「形式 (Format)」フィールドをクリックして「設定 (Edit)」を選択します。「オーディオファイル形式 (Audio File Format)」ダイアログで、種類に「AAC (Advanced Audio Coding)」を選択し、「エンコード (Encoding)」フィールドをクリックして設定 (Edit)を選択します。

オーディオ圧縮方式

オーディオ圧縮方式を選択できます。以下の項目を利用できます。

  • 「LC (iTunes 標準) (LC (iTunes Standard))」 (Low Complexity AAC/AAC-LC) は、低ビットレートでも高音質が得られるオーディオコーデックです。

  • 「HE (High Efficiency)」 は Low Complexity AAC の拡張規格で、オーディオストリーミングなどの低ビットレートの用途に最適化されています。

  • 「HE v2 (High Efficiency、パラメトリックステレオ) (HE v2 (High Efficiency, Parametric Stereo))」 ではステレオ信号の圧縮効率が高くなります。HE 形式を使用すると、高圧縮でもオーディオファイルを高音質に保つことができます。

ビットレート (Bit rate)

ビットレートはオーディオ信号をエンコードするのに使用されるデータの量に関係します。値が大きいほどクオリティーは上がりますが、出力ファイルのサイズが大きくなります。

「固定 (CBR) (Constant (CBR))」ポップアップメニューでは固定ビットレートを、「可変 (VBR) (Variable (VBR))」ポップアップメニューでは可変ビットレートを選択できます。「可変 (VBR) (Variable (VBR))」を選択すると、オーディオ素材の複雑さに応じて、次第にレートが変わります。