声部を扱う別の操作方法

声部と MIDI チャンネルの関係を理解したら、より高度な方法で音符を声部に移動することもできます。

• ロジカルエディターを使用すると、ピッチや長さなどのより複雑な基準に基づいて音符を声部に移動できます。そのあと、ロジカルエディターを設定して、基準を満たす音符の MIDI チャンネルをその声部の MIDI チャンネルに変更する必要があります。

• ステップ入力を使用して音符を入力する場合は、入力デバイスの MIDI チャンネルを変更し、個々の声部に音符を直接入力できます。

• トラックの MIDI チャンネルを「すべて (Any)」に設定して、各声部を別々の MIDI チャンネルで再生できます。こうすることで、各声部を個別に聴くことができます。

• インプットトランスフォーマーを使用して、特定のキー範囲を MIDI チャンネルに割り当てておくと、録音時に音符が自動的に声部に振り分けられます。

• 金管楽器やボーカルは、各声部をそれぞれのトラックに録音したあと、「譜表を別のトラックにマージ (Merge All Staves)」機能を使用して、各録音を新しいトラックのそれぞれの声部に自動的にコピーできます。

• 声部にパートを割り当てている場合は、「声部を個別トラックに分割 (Extract Voices)」機能を使用して、1 つの声部につき 1 つのトラックを作成できます。