VST MultiPanner を使用したオブジェクトミックス
VST MultiPanner プラグインのオブジェクトモードを使用すると、Dolby Atmos 用のオブジェクトベースミックスを作成できます。
以下のルールが適用されます。
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オブジェクトモードでは、オーディオのルーティングに関係なく、3D パンニング機能が常に表示されます。
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オブジェクトモードとベッドモードの切り替えをオートメーション化すると、独自のオートメーショントラックを使用して Send 8 のバイパスもオートメーション化されます。
さらに、これら 2 つのモードのパラメーター設定が異なる場合、モード変更のために利用できない既存のパラメーターのオートメーションもそのまま残ります。
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VST MultiPanner を Insert プラグインとして使用する場合、オブジェクトモードは使用できません。
補足
オブジェクトを Nuendo の Control Room でモニタリングすることはできません。ただし、オブジェクトミックスの結果をモニタリングしたい場合は、7.1 のダウンミックスを Dolby Atmos Renderer から Control Room の外部入力にルーティングできます。