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所在不明のオーディオコンテンツ

VST サウンドコンテンツのアクセス権が正しく設定されていることを確認する

管理者以外のユーザーがローカルドライブへのアクセスを制限されている Windows システムでは、VST サウンドライブラリーのコンテンツが、それを使用する Cubase などのアプリケーションで利用できない場合があります。

すべてのユーザーがサウンドコンテンツにアクセスできるように、%PROGRAMDATA%\Steinberg\Content フォルダーとサブフォルダー内のすべてのコンテンツを、すべてのユーザーアカウントで読み込み/実行できるようにしておく必要があります。

これを確実にする 1 つの方法は、以下のコマンドを実行することです。

icacls "C:\ProgramData\Steinberg\Content" /t /grant:r Everyone:RX

アクセス権が修正されたら、アプリケーションデータフォルダー %APPDATA%\Steinberg\Cubase LE AI Elements 12_64 or %APPDATA%\Steinberg\Cubase 12_64 depending of the version of Cubase. The equivalent folder for Dorico 5 is %APPDATA%\Steinberg\Dorico 5 AudioEngine_64 を削除して、MediaBay データベースにプラグインコンテンツを再スキャンさせることをおすすめします。

マルチユーザーシステムで、各ユーザーアカウントからすべてのアプリケーションデータフォルダーを削除するには、以下のバッチスクリプトをカスタマイズして管理者として実行します。

重要

補足: 以下のスクリプトを実行すると、ユーザーが設定した環境設定も削除されるため、カスタム設定の再適用が必要になる場合があります。スクリプトを確認し、必要に応じてカスタマイズしてください。Steinberg は、不注意によるデータ損失に対する責任を負いません。

@echo off
setlocal enabledelayedexpansion

:: ターゲットフォルダー名を設定する
:: 使用している Cubase のバージョンの行のコメントアウトを外す (他の行はコメントアウトする)

:: set "TARGETFOLDER=Cubase LE AI Elements 12_64"
set "TARGETFOLDER=Cubase 12_64"

:: ユーザーディレクトリの場所を取得する
set "USERDIR=%SystemDrive%\Users"

:: すべてのユーザーディレクトリを反復処理する
for /d %%A in ("%USERDIR%\*") do (
    :: ディレクトリが存在するかを確認し、存在する場合は削除する
    if exist "%%A\AppData\Roaming\Steinberg\%TARGETFOLDER%" (
        echo Deleting "%%A\AppData\Roaming\Steinberg\%TARGETFOLDER%"
        rd /s /q "%%A\AppData\Roaming\Steinberg\%TARGETFOLDER%"
    )
)

endlocal
pause

最終更新日: July 30, 2024
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