モジュレーションマトリクスのパラメーター

モジュレーションソースとモジュレーションモディファイヤー

モジュレーションソースおよびモジュレーションモディファイヤーとして使用可能なオプションを以下に示します。

LFO A/B

LFO A および B は周期的なモジュレーション信号を生成します。

Amp Envelope

ボリュームエンベロープです。エンベロープの形状でモジュレーション信号を判別できます。

Filter Envelope

フィルターエンベロープです。エンベロープの形状でモジュレーション信号を判別できます。

Env 3

自由に割り当て可能なエンベロープです。たとえば、パンやピッチモジュレーションに適しています。

Key Follow

MIDI ノートナンバーから派生する指数モジュレーション信号を生成します。指数は、このソースが「Pitch」「Cutoff」などのデスティネーションと連係して機能することを意味します。

Note-on Velocity

ノートオンベロシティーをモジュレーション信号として使用できます。

Note-on Vel Squared

「Note-on Velocity」の 2 乗バージョンです。キーを強く押すほど、モジュレーション値が大きくなります。

Pitchbend

ピッチベンドホイールの位置をモジュレーション信号として使用できます。

Modulation Wheel

モジュールホイールの位置をモジュレーション信号として使用できます。

Aftertouch

アフタータッチをモジュレーション信号として使用できます。MIDI キーボードの中にはアフタータッチメッセージを送信できないものもあります。ただし、シーケンサーソフトウェアのほとんどはこのようなメッセージを生成できます。

Arp Controller 1 ~ 3

このサブメニューで使用できる 3 つのコントローラーは、「Arp」ページの 3 つのコントローラーレーンに対応します。

Bus 1 ~ 8

8 本のバスの 1 つに送られたモジュレーションをソースとして再使用できます。このようにして、いくつかのモジュレーションを組み合わせて、より複雑な信号を生成できます。

単極ソースと双極ソース

モジュレーションソースの極性は、設定できる値の範囲を限定します。単極ソースは 0 から +1 の範囲内で変調します。双極ソースは -1 から +1 の範囲内で変調します。

  • モジュレーションソースまたはモジュレーションモディファイヤーの極性を単極性から双極性に変更するには、「Bipolar」ボタンをオンにします。

デスティネーション

Pitch

ピッチを変調します。たとえば、LFO の 1 つを割り当ててビブラートエフェクトを作成します。「Pitch」を選択している場合、モジュレーションデプスは半音単位で設定できます。

Cutoff

フィルターカットオフを変調します。

Resonance

フィルターレゾナンスを変調します。レゾナンスはフィルターの特性を変えます。

たとえば、キーを強く押せば押すほどフィルターが強調されるようにするには、「Velocity」「Resonance」に割り当てます。

Distortion

フィルターディストーションを変調します。

Level

レベル設定に付け加えられます。これを使用すると、たとえば、モジュレーションホイールを使用してレベルオフセットを作成できます。

ボリューム

ゲインを変調します。ボリュームモジュレーションはレベルに応じて増大します。

Pan

ステレオにおけるサウンドのパンを変調します。

WT 1/2 Pitch

それぞれのウェーブテーブルオシレーターの「Pitch」パラメーターを変調します。

WT 1/2 Level

それぞれのウェーブテーブルオシレーターの「Level」パラメーターを変調します。

WT 1/2 Pan

それぞれのウェーブテーブルオシレーターの「Pan」パラメーターを変調します。

WT 1/2 Multi Detune

それぞれのウェーブテーブルオシレーターのマルチオシレーターの「Detune」パラメーターを変調します。

WT 1/2 Multi Pan

それぞれのウェーブテーブルオシレーターのマルチオシレーターの「Pan」パラメーターを変調します。

WT 1/2 Multi Spread

それぞれのウェーブテーブルオシレーターのマルチオシレーターの「Spread」パラメーターを変調します。

WT 1/2 Multi Voices

それぞれのオシレーターのマルチオシレーターの「Voices」パラメーターを変調します。

WT 1/2 Position

それぞれのウェーブテーブルオシレーターの「Position」パラメーターを変調します。

WT 1/2 Formant Shift

それぞれのウェーブテーブルオシレーターの「Formant Shift」パラメーターを変調します。

WT Sub Pitch

ウェーブテーブルサブオシレーターの「Pitch」パラメーターを変調します。

WT Sub Level

ウェーブテーブルサブオシレーターの「Level」パラメーターを変調します。

WT Sub Pan

ウェーブテーブルサブオシレーターの「Pan」パラメーターを変調します。

WT Noise Speed

ウェーブテーブルノイズオシレーターの「Speed」パラメーターを変調します。

WT Noise Level

ウェーブテーブルノイズオシレーターの「Level」パラメーターを変調します。

WT Noise Pan

ウェーブテーブルノイズオシレーターの「Pan」パラメーターを変調します。

Amp EnvAttack

ボリュームエンベロープのアタックタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Amp Env Decay

ボリュームエンベロープのディケイタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Amp Env Sustain

ボリュームエンベロープのサステインレベルを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。サステインレベルは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Amp Env Release

ボリュームエンベロープのリリースタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Filter Env Attack

フィルターエンベロープのアタックタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Filter Env Decay

フィルターエンベロープのディケイタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Filter Env Sustain

フィルターエンベロープのサステインレベルを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。サステインレベルは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Filter Env Release

フィルターエンベロープのリリースタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Env 3 Start Level

ユーザー定義可能なエンベロープ 3 のスタートレベル (最初のエンベロープノードのレベル) を変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。サステインレベルは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Env 3 Attack

ユーザー定義可能なエンベロープ 3 のアタックタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Env 3 Attack Level

ユーザー定義可能なエンベロープ 3 のアタックレベル (2 番めのエンベロープノードのレベル) を変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。サステインレベルは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Env 3 Decay

ユーザー定義可能なエンベロープ 3 のディケイタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Env 3 Sustain

ユーザー定義可能なエンベロープ 3 のサステインレベルを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。サステインレベルは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Env 3 Release

ユーザー定義可能なエンベロープ 3 のリリースタイムを変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。リリースタイムは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Env 3 Release Level

ユーザー定義可能なエンベロープ 3 のリリースレベル (最後のエンベロープノードのレベル) を変調します。このデスティネーションは連続して変調できません。サステインレベルは、セグメントが始まるときにのみ更新されます。

Bus 1 ~ 8

8 本のバスの 1 つにモジュレーションを送って、より複雑なモジュレーション信号を生成できます。信号を送りたいバスをデスティネーションとして選択します。バスに送られたモジュレーションを使用するには、対応するバスをモジュレーションソースとして割り当てます。