お使いの Steinberg 製 DAW (Cubase AI、Cubase LE 以外) でのキットのミキシング

Acoustic Agent SE キットのミキシングは、Groove Agent SE ではなく Steinberg 製 DAW の MixConsole で行なえます。そこでミキシングを 1 から行なうことも、Groove Agent SE のミキサー設定をベースとして使用することもできます。

前提

補足

ミキサーのエクスポート機能を最大限利用するには、Cubase または Nuendo のバージョン 10 以降が必要です。

手順

  • キットラックのキットを右クリックして、「Export Mixer to Cubase/Nuendo」または「Export Mixer and FX to Cubase/Nuendo」を選択します。

    これにより、以下のようになります。

    • 「Kick」「Snare」など、Groove Agent SE のすべてのグループチャンネルについて、対応するグループチャンネルが Steinberg 製 DAW に作成されます。

    • 「Kick Main」「Kick Add」などのインストゥルメントチャンネルは、個々のプラグイン出力にルーティングされます。これらの接続により、Steinberg 製 DAW 内に対応する MixConsole チャンネルが作成されます。

    • DAW 内では、Groove Agent SE の元のミキサー構成に従って、インストゥルメントチャンネルがグループチャンネルにルーティングされます。たとえば、「Kick Main」「Kick Add」「Kick」グループチャンネルにルーティングされます。

    • 「Export Mixer and FX to Cubase/Nuendo」を選択した場合、Groove Agent SE のすべてのチャンネルストリップエフェクト設定とイコライザー設定が DAW に転送されます。

      補足

      DAW の「Q」設定は Groove Agent SE のイコライザー設定とはわずかに異なりますが、できる限り忠実に再現されます。

    • 「Kit Mix」チャンネルがグループチャンネルとして追加され、すべてのインストゥルメントグループチャンネルと、「Room」「Overhead」などのチャンネルがそのグループチャンネルにルーティングされます。

結果

Groove Agent SE「Agent」ミキサーが DAW 内で完全に再現されます。Groove Agent SE ではミキサーが無効になり、すべてのミキシングは DAW 内で行なわれます。

補足
  • Acoustic Agent SE のミキサーを再度有効にするには、オリジナルのキットを再ロードするか、キットコンテキストメニューの「Revert to Last Saved Kit」を使用する必要があります。