音符のデュレーションの変更
音符は入力後にデュレーションの長さを変更できます。
手順
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デュレーションを変更する音符を選択します。
補足
現在選択しているアイテムの終わりまで音符を伸ばしたい場合は、その音符と音符を伸ばす先の位置にあるアイテムの両方を選択します。
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以下のいずれかの操作を行なって、デュレーションを変更します。
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入力するデュレーションのキーボードショートカットを押します。たとえば、16 分音符の場合は [4] を押します。
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音符パネルで、入力するデュレーションをクリックします。
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音符を現在のリズムグリッドの間隔ずつ伸ばすには、[Shift]+[Alt/Opt]+[→] を押します。
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音符を現在のリズムグリッドの間隔ずつ縮めるには、[Shift]+[Alt/Opt]+[←] を押します。
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音符の長さを 2 倍にするには、[Ctrl]/[command]+[Shift]+[Alt/Opt]+[→] を押します。
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音符の長さを半分にするには、[Ctrl]/[command]+[Shift]+[Alt/Opt]+[←] を押します。
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音符を現在のリズムグリッドの間隔ずつ伸ばすには、
を選択します。 -
音符を現在のリズムグリッドの間隔ずつ縮めるには、
を選択します。 -
音符の長さを 2 倍にするには、
を選択します。 -
音符の長さを半分にするには、
を選択します。 -
音符をその声部内の次の音符まで伸ばすには、
を選択します。補足この操作は装飾音符には適用されません。
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単一の音符を現在選択しているアイテムの終了位置まで伸ばすには、
を選択します。 -
同じ声部内の重なり合う音符を短くして重ならないようにするには、
を選択します。
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結果
選択した音符のデュレーションが変更されます。Dorico SE は、音符の新しいデュレーション、現在の拍子記号、小節内の音符の位置に応じて自動的に音符を適切に記譜し、連桁で連結します。
音符を伸ばすと、間にある休符はそのデュレーションで埋められます。現在選択しているアイテムの終わりまで音符を伸ばしても、間にある音符が削除されることはなく、伸ばした音符と組み合わせて必要な場所に和音が作成されます。
任意の長さごとに音符のデュレーションを延長/短縮するキーボードショートカットや音符を伸ばすキーボードショートカットを割り当てることができます。これらのキーボードショートカットは「環境設定 (Preferences)」にある「キーボードショートカット (Key Commands)」のページで、「デュレーションを短縮 (Shorten duration by)」、「デュレーションを延長 (Lengthen duration by)」、および「まで延長 (Extend to)」と検索することで見つけられます。