大括弧のグループに対する拍子記号の位置を変更する

初期設定では、大括弧ごとに 1 つ表示される拍子記号は、それぞれの大括弧のグループに対し中央揃えで配置されます。大括弧のグループに対する拍子記号の垂直位置はプロジェクト全体のすべてのレイアウトに対し変更できます。たとえば映画音楽のスコアでは、大きな拍子記号の上端をそれぞれの大括弧のグループの上端に揃えて表示するのが一般的です。

大括弧または中括弧で括られた各譜表グループに小さな拍子記号を表示するかわりに、金管楽器と弦楽器の間のすべての譜表に大きな拍子記号を表示するように選択することもできます。通常、このセクションには打楽器、ハープ、ピアノが含まれます。

手順

  1. [Ctrl]/[command]+[Shift]+[E] を押して「浄書オプション (Engraving Options)」を開きます。
  2. カテゴリーリストの「拍子記号 (Time Signatures)」をクリックします。
  3. 「大括弧を中央にして配置された拍子記号 (Time Signatures Centered on Brackets)」セクションで、「大括弧に対する垂直方向の整列 (Vertical alignment relative to bracket)」に対し、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 上 (Top)

    • 中央 (Middle)

  4. 「金管楽器および弦楽器の間のインストゥルメント (Instruments between brass and strings)」で以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 単一の大括弧として扱う (Treat as single bracket)

    • 個別に扱う (Treat separately)

  5. 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。