フローの書き出し

プロジェクトから個々のフローを書き出しできます。たとえば、サイズの大きいプロジェクトから小さい抜粋を個別に保存することなどができます。

補足

この手順では、フローが個別の Dorico プロジェクトとして書き出されます。フローを別のファイル形式、たとえば MusicXML や MP3 で書き出す場合は、他の方法が用意されています。

前提

書き出すフローにプロジェクト内のすべてのプレーヤーとレイアウト (楽譜のないプレーヤーも含む) を含めるには、「環境設定 (Preferences)」 > 「全般 (General)」 > 「ファイル (Files)」「フローを書き出す際は除外されたプレーヤーおよびレイアウトを省く (Omit excluded players and layouts when exporting flows)」をオフにしておきます。

手順

  1. 「ファイル (File)」 > 「書き出し (Export)」 > 「フロー (Flows)」を選択して「フローを書き出し (Export Flows)」ダイアログを開きます。
  2. 「選択したフローをそれぞれ別ファイルで書き出し (Export each selected flow as a separate file)」をオンまたはオフにします。
  3. 「書き出しを行なうフローを選択 (Select flows to export)」リストで、書き出すフローに対応するチェックボックスをオンにします。

    リスト最下部には「すべて選択 (Select All)」または「選択を解除 (Select None)」ボタンもあります。

  4. 「レイアウトをそれぞれ別ファイルで書き出し (Export layouts as separate files)」のオン/オフを切り替えます。
  5. 「レイアウトをそれぞれ別ファイルで書き出し (Export layouts as separate files)」をオンにした場合は、「書き出しを行なうレイアウトを選択 (Select layouts to export)」リストで書き出すレイアウトに対応するチェックボックスをオンにします。

    リスト最下部には「すべて選択 (Select All)」または「選択を解除 (Select None)」ボタンもあります。

  6. 「書き出し先 (Export to)」 フィールドの横の「フォルダーを選択 (Choose Folder)」をクリックして、エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) を開きます。
  7. 保存先のフォルダーを探して選択します。
  8. 「選択 (Choose)」をクリックして、「書き出し先 (Export to)」フィールドに新しいパスを指定します。
  9. 「ファイル書き出し用フォルダーを作成 (Create folder for exported files)」をオン/オフにします。
  10. 「OK」をクリックすると、選択したフローとレイアウトが書き出されてダイアログが閉じます。