VST および MIDI インストゥルメントパネル

図: VST および MIDI インストゥルメントパネル

VST および MIDI インストゥルメントパネルには、以下のセクションが含まれます。

1. VST インストゥルメント (VST Instruments)

2. MIDI インストゥルメント (MIDI Instruments)

VST インストゥルメント (VST Instruments)

パネルの 「VST インストゥルメント (VST Instruments)」セクションには、再生に使用する VST インストゥルメントを選択できるラックスロットが含まれます。

プロジェクトにインストゥルメントを追加すると、HALion Sonic SE および HALion Symphonic Orchestra のライブラリーから選択されたサウンドが入った HALion Sonic SE のインスタンスを含む再生テンプレートが、自動的に作成されます。また、必要に応じてエクスプレッションマップやパーカッションマップも設定されます。

デフォルト設定のいずれかを変更した場合、Dorico Pro による自動変更はなくなります。そのため、新規インストゥルメントのサウンドを手動で読み込む必要があります。また、HALion プラグインに加えた変更は Dorico Pro には反映されないため、Dorico Pro は元のサウンドのエクスプレッションマップを使用してプロジェクトの楽譜を再生しようとします。

変更を加えたプラグインごとに、エクスプレッションマップを手動で変更しなければなりません。

そのため、変更を加えたあとに再生に使用するサウンドを更新する場合は、以下のいずれかの操作を行なうことをおすすめします。

• 「再生 (Play)」 > 「未割当のインストゥルメントにサウンドをロード (Load Sounds for Unassigned Instruments)」を選択してデフォルト設定を変更してから、プロジェクトに新規インストゥルメントを追加します。これによって、サウンドが割り当てられていないプロジェクトのインストゥルメントに自動的にサウンドがロードされます。

• 「再生 (Play)」 > 「再生テンプレート (Playback Template)」を選択して「再生テンプレート (Playback Template)」ダイアログを開き、デフォルトの再生テンプレートを再読み込みします。

アクションバーの対応するボタンをクリックすることで、VST インストゥルメント用のスロットを追加したり、VST インストゥルメントを削除したりできます。

• 追加 (Add)

  

  VST および MIDI インストゥルメントパネルの 「VST インストゥルメント (VST Instruments)」セクションに、VST インストゥルメント用の新しいスロットを追加します。

• 削除 (Delete)

  

  VST および MIDI インストゥルメントパネルの 「VST インストゥルメント (VST Instruments)」セクションから、選択した VST インストゥルメントを削除します。

MIDI インストゥルメント (MIDI Instruments)

パネルの 「MIDI インストゥルメント (MIDI Instruments)」セクションには、再生中の出力に使用する MIDI デバイスを選択できるラックスロットが含まれます。

Windows の場合、コンピューターに接続されている任意の MIDI デバイスを選択できます。

macOS の場合は、コンピューターに接続されている任意の MIDI デバイス、または「Audio MIDI 設定」に設定した他の任意のデバイスを選択できます。これにより、たとえば MIDI デバイスを複数のアプリケーションで使用できます。

アクションバーの対応するボタンをクリックすることで、MIDI インストゥルメント用のスロットを追加したり、MIDI インストゥルメントを削除したりできます。

• 追加 (Add)

  

  VST および MIDI インストゥルメントパネルの 「MIDI インストゥルメント (MIDI Instruments)」セクションに、MIDI インストゥルメント用の新しいスロットを追加します。

• 削除 (Delete)

  

  VST および MIDI インストゥルメントパネルの 「MIDI インストゥルメント (MIDI Instruments)」セクションから、選択した MIDI インストゥルメントを削除します。