オーディオの書き出し

プロジェクトのオーディオを MP3 または WAV オーディオファイルとして書き出すことができます。これにより、たとえば Dorico を所有していないユーザーに楽曲がどのように聴こえるかを共有できます。

手順

  1. いずれかのモードで、「ファイル (File)」 > 「書き出し (Export)」 > 「オーディオ (Audio)」を選択して「オーディオを書き出し (Export Audio)」ダイアログを開きます。

    「オーディオを書き出し (Export Audio)」ダイアログ

  2. 「フロー (Flows)」セクションで、「選択したフローをそれぞれ別ファイルで書き出し (Export each selected flow as a separate file)」をオフにします。

    • このオプションをオンにすると、書き出されるオーディオファイルが、フロー名の付いた追加フォルダーに格納されます。今回のように単一フロー、単一プレーヤーのプロジェクトでは、フローとプレーヤーを別々のファイルとして書き出しても大きな違いはありませんが、たとえば、個々のプレーヤーの符尾をフローごとに書き出したい場合などに便利です。

  3. 「書き出し先 (Export to)」 フィールドの横の「フォルダーを選択 (Choose Folder)」をクリックして、エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) を開きます。
  4. 保存先のフォルダーを探して選択します。
  5. 「選択 (Choose)」をクリックして、「書き出し先 (Export to)」フィールドに新しいパスを指定します。
  6. 「オーディオの書き出しオプション (Audio Export Options)」セクションで、「MP3 (.mp3)」を選択します。

    • MP3 ファイルは書き出されるファイルサイズが WAV ファイルや FLAC ファイルよりもはるかに小さいため、この手順では MP3 として書き出すことをおすすめしています。

  7. 必要に応じて、「リバーブテール (秒) (Reverb tail (s))」のデュレーションを変更します。

    • これは、音楽が終わったあとに鳴り続けるリバーブが収まるように、オーディオファイルの最後に追加される時間をコントロールします

  8. 「OK」をクリックすると、オーディオが MP3 ファイルとして書き出され、ダイアログが閉じます。

結果

プロジェクトが、選択した保存先フォルダー内のフォルダーに MP3 オーディオファイルとして書き出されます。