「ビデオのプロパティ (Video Properties)」ダイアログ
「ビデオのプロパティ (Video Properties)」ダイアログでは、フレームレートや開始位置など、ビデオに関連する設定を変更できます。
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設定モードで「ビデオのプロパティ (Video Properties)」ダイアログを開くには、「フロー (Flows)」パネルでフローを右クリックして、コンテキストメニューから を選択します。
このダイアログは新しいビデオを追加した際にも自動的に開きます。
「ビデオのプロパティ (Video Properties)」ダイアログには以下のフィールドとオプションがあります。
- ビデオファイル (Video file)
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コンピューター上のビデオファイルの場所を表示します。このフィールドは読み取り専用です。
- ビデオのフレームレート (Video frame rate)
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ビデオファイルのフレームレートを表示します。このフィールドは読み取り専用です。
- プロジェクトのフレームレート (Project frame rate)
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プロジェクトのフレームレートをメニューから選択できます。設定できるフレームレートはプロジェクト全体で 1 つのみです。
- ビデオのフレームレートを使用 (Use video frame rate)
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プロジェクトのフレームレートをビデオファイルと同じに設定します。
- フローのアタッチメント位置 (Flow attachment position)
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ビデオを添付する位置を設定します。これは、8 つの付点 4 分音符のように、「拍のカウント (Beat count)」設定と「拍の単位 (Beat unit)」設定を組み合わせて設定します。
- ビデオ開始位置のオフセット (Video start offset)
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フローのアタッチメント位置に合わせてビデオ内の位置を設定できます。たとえば、ビデオの 5 秒めを第 3 小節の先頭に合わせるように設定できます。
- タイムコードの開始位置 (Timecode start)
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ビデオの開始位置のタイムコードを設定できます。これはフローのタイムコードにも影響しますが、フローの開始位置のタイムコードはビデオに合わせて調整されます。たとえば、ビデオの開始位置のタイムコードが 02:00:00:00 で、4/4 拍子のフローの第 3 小節の先頭までビデオが始まらない場合、フローの開始位置のタイムコードは 02:00:00:00 より 8 拍分短くなります。つまり、テンポが 60 bpm であればフローの開始位置のタイムコードは 01:59:52:00 になります。
補足フローのタイムコードは「フロー (Flows)」パネルのフローカードに表示されます。