ページのサイズと向きの変更
ページのサイズと向きをレイアウトごとに個別に変更できます。たとえば、フルスコアレイアウトには横向きの大きなページを使用し、パートレイアウトには縦向きの小さなページを使用するなどできます。
手順
- [Ctrl]/[command]+[Shift]+[L] を押して「レイアウトオプション (Layout Options)」を開きます。
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ページのサイズや向きを変更するレイアウトを「レイアウト (Layouts)」リストから選択します。
初期設定では、楽譜領域で選択されているものと同じレイアウトが選択された状態のダイアログが表示されます。アクションバーの選択オプションを使用し、[Shift] を押しながら隣接するレイアウトをクリックして、[Ctrl]/[command] を押しながら個々のレイアウトをクリックすると、他のレイアウトを選択できます。
- カテゴリーリストの「ページ設定 (Page Setup)」をクリックします。
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「ページサイズ (Page Size)」セクションで、「サイズ (Size)」メニューからページサイズを選択します。
たとえば、「A3」や「Letter」などの固定ページサイズを選択したり、「カスタム (Custom)」を選択して独自のページサイズを定義したりできます。
- 「カスタム (Custom)」を選択した場合は、数値フィールドの値を変更してページの「幅 (Width)」と「高さ (Height)」を変更します。
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「向き (Orientation)」で以下のいずれかのオプションを選択します。
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縦 (Portrait)
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横 (Landscape)
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- 必要に応じて、ページのサイズおよび向きを変更するその他のレイアウトに対して手順 2 から 6 を繰り返します。
- 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。
結果
選択したすべてのレイアウトのページのサイズと向きが変更されます。
レイアウトのページサイズを変更しても、印刷モードの印刷オプションパネルでこれらのレイアウトに対して自動的に選択される用紙サイズが変更されない場合があります。たとえば、デフォルトのプリンターではレイアウトに対して選択されたページサイズを印刷できない場合、そのプリンターが対応している最大の用紙サイズが選択されます。同様に、「レイアウトオプション (Layout Options)」でページサイズを変更する前に印刷レイアウトのオプションをすでに設定している場合、Dorico Elements は元の印刷オプションを保持しようとします。
同様に、ページの向きは用紙の向きとは関係ありません。横向きのレイアウトを縦向きの用紙に印刷してしまったり、その逆も起こり得るため、印刷や書き出しの前には、印刷モードの印刷オプションパネルでレイアウトのページの向きに合った用紙の向きが設定されていることを確認するのをおすすめします。