調号の配置
Dorico Elements は、調号の配置および外観において、臨時記号を伝統的な 5 度圏の順番で並べることや、音部記号と拍子記号の間に表示することなどの表記規則に自動的に従います。
調号における臨時記号の表示の順番は、シャープの調とフラットの調でそれぞれ異なります。
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シャープの場合: F♯、C♯、G♯、D♯、A♯、E♯、B♯
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フラットの場合: B♭、E♭、A♭、D♭、G♭、C♭、F♭
Dorico Elements においては、すべての標準的な西洋式の調号の臨時記号は、自動的にこの順番で並べられます。調号の臨時記号には伝統的な配置パターンがあり、現在の音部に従ってすべて譜表の内側に配置されます。臨時記号のパターンはすべての音部で同じですが、テナー記号のシャープの調号においては例外となり、臨時記号を譜表に収めるために他とは異なる上昇型のパターンを使用します。
音部記号 (Clef) |
シャープ記号の配置 |
フラット記号の配置 |
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トレブル (Treble) |
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バス記号 (低音部記号) (Bass) |
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アルト (Alto) |
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テナー (Tenor) |